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学生時代、僕の夏を苦痛なものにした原因

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From:藤岡将貴

これは少し前に撮ったわが子の様子。ハイハイから、つかまり立ちもできるようになって、いろいろ行動範囲が広がって。それまでのずっと寝ていた状態というのは、言ってみれば虫かごの中にいるカブトムシみたいなもので。カブトムシの様子が気になって虫かごを見にいくような感じで、僕の方からじっと寝ている彼の様子をちょこちょこ見に行っていました。

でも、今では、そこらじゅう勝手に動き出すようになって。さっきまであっちにいたのに、今度はこっちにいて。「お、蒼空くん、なにしてんの?」なんて話しかけている自分を見て、変な言い方ですが、ようやく我が家に新しい人間の住人が増えたことを実感している今日この頃です(笑)

そんなふうに徐々に人間としての存在を感じるようになって嬉しい反面、ストレスに感じることも増えてきました。この写真にあるように、家にあるものをいろいろ触るようになってきたんですね。このくらいの月齢の子はみんな同じかもしれませんが、まぁ、箱や引き出しから物を取り出すのが好きなんです。

特に、奥さんがキッチンで使ういろんな小物系をカゴに整理整頓しているんですが、それを1つ1つカゴから外に取り出すのが大好きのようで。朝忙しく料理を作っている最中に、その隣でガッシャンガッシャン散らかして邪魔されるのが、奥さんは相当ストレスのようで。その様子を見て、朝の時間に少しでも彼の注意をキッチンから逸らすことができないものかと。

それからです。朝の時間にテレビを点けて、NHKのEテレを見るようになってしまったのは。。。最初は彼の注意を逸らすためのものでしたが、すっかり僕が夢中になって見てしまうようになってしまいました(特に7:30からのピタゴラスイッチ)。今では何時何分から何の番組が始まるのかも覚えているくらいで。でも、聞くところによると、そんなふうにEテレにはまってしまった大人は結構いるみたいです^^;

Eテレのおかげで知った苦痛の原因

その日も朝の支度をしながら、Eテレをなんとなく見ていました。そのときやっていた番組が、泳ぎ方を教えてくれる番組。なぜかへんなコスチュームに身を包んだ謎のキャラクターが、クロールで泳いでいます。でも、一応クロールの形にはなっていますが、泳ぎ方がグチャグチャで、まったく前に進まない。その後、正しい手足の動かし方や順序の解説動画が流れて。で、その通りにやってみたら、スイスイ泳げるようになった、というものでした。

実は僕もまったく泳げません。学生時代は夏の水泳の時間が本当に嫌で。おかげで毎年夏がやってくるのが本当に苦痛で仕方がありませんでした。中2の夏に部活のバスケットで腕を骨折して、正当な理由で水泳の時間を堂々と欠席できたその年は、その苦痛から解放されてすごく幸せな夏だったことを覚えています(笑)

でも、その番組を見て、僕が泳げなかった原因もこれだったんだ、ということが40過ぎた今更ながら明確になりました。というのも、今思い出しても、僕は学生時代に泳ぎ方をきちんと教わった記憶がありません。先生がクロールや平泳ぎのお手本を見せてくれはしましたが、あとは、それを見よう見まねでやるだけ。なんとなく手と足をこんなふうにバタバタさせれば前に進むんだな、くらいの理解で。

当時の僕は足も速く、運動神経は人並み以上にありました。それもあって、力づくで手足を動かせば、それなりに前には進む。でもとにかく遅い。25m泳ぎ切った後はもうバテバテで、足もガクガクしている始末。その横で、陸の上では明らかに僕より体力もないし足も遅いやつが、25m泳いでも平気な顔をしていて。でも当時は、その原因がなにかまったくわからず。ただただ水泳の時間が嫌いになってしまいました。

でも、その番組を見て初めて、手足の正しい動かし方、動かす順序。そして、なぜ前に進むのか?それぞれの動きがどういう意味があるのか?を知ることができました。これは、先生のお手本をプールの外から見ているだけはまったくわかるはずもありません(なにせ、手足の動きは水中なので外から見えるはずがありません)。もし、この理論をあの頃知っていたら、、、夏のプールや海が好きになって、僕の青春時代はもう少し甘酸っぱいものになっていたに違いありません。。。

セールスコピーにも外からは見えない売れる構造がある

そして、これはセールスコピーについても同じことが言えます。

できあがったセールスコピーを一見するとわかりにくいですが、実は、内部には購入に結びつける構造というか方程式みたいなものが仕込まれています。ただつらつらと書かれているだけのように見える文章ですが、実はパーツに分かれていて、それぞれに役割があって、その順番にも意味があります。売れるセールスコピーというのは、それぞれがきちんと役割を果たしていて、それが正しく繋がっているので、読み手を最後まで誘導して、購入に結びつけることができるんですね。この文字どおり”水面下の”動きとか役割を理解することができるようになれば、セールスコピーは格段に上達することができます。

僕たちのお客さんの澤登さんは、こんなふうに言っています。

”売れているセールスコピーの構成を分解して、最初の部分で何を言っていて、後で何を言っていて、最後に何を言っている。この最初で言っていることは、ここにつながって、最後ここにつながる。そういうのがわかることによって、全く知識がなかったときに見えなかった”繋がり”が見えてくるようになるんです。それが見えてくるようになると、ほかの広告を見たときに「この要素が足りないから話つながってないよね」とかがわかるようになってくるんです。”

あなたもぜひ、売れている広告の構造がどうなっているのか?この部分の目的はなんなのか?なぜ、この後にこれを言っているのか?そういったことを意識しながら何度も見てみてください。その構造がわかるようになって、それをあなたの広告に取り入れることができれば、今までよりも2倍3倍も売れるようになっても、まったく不思議ではありませんので。

-藤岡将貴

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藤岡 将貴

大学卒業後12年間、システム・エンジニアとして自社開発プログラムの企画・開発に従事。その中で、いかにして商品を売るかを模索してきた中で、セールスライティングの技術にその可能性を感じ、【ザ・レスポンス】の「12週間セールスライティング通信講座」でセールスライティングを学び始める。その後、2013年に第1期メンバーとして参加した「セールスライター養成講座アプレンティス」をキッカケに、翌2014年にダイレクト出版に入社。寺本隆裕の監訳本のPPC広告担当を経て、現在は、ダイレクトメールの企画・作成を主に、プロモーションの企画とセールスライティングを担当。

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