From:山田光彦
この画像は洋梨なんですが、、、
今日は、これを使って商品を売るときに大きなセールスパワーを持っているコンテキストについて、話そうと思います。
「コンテキストってなんやねん」
と思ったかもしれませんが、、、セールスをする時、これが結構重要なことが多いんですよねー。
なので、コンテキストってなんなのか?その力を体験してもらいながら、話を進めていきますね。
この洋梨を見て、あなたはどう思ったでしょうか?
曖昧な質問なんですが、この洋梨を見て、感じた印象を覚えておいてほしいんです。
「おいしそう」とか「いくらぐらいしそう」とか、なんでもOK。少しイメージしてください。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
OKですか?
では、この洋梨のイメージを覚えたまま、続きを読んでください・・・
これを見て、あなたはこの洋梨についてどう感じましたか?
洋梨自体はさっきと同じ。
違いは1個1万円ということを伝えたこと。
さっきと印象は変わったでしょうか?
では、こちらも見てください。
これなら、印象はどうでしょう?
一番最初に見た時と印象は同じでしょうか?
他にも、、、
なんでもいいのですが、こういう背景情報、つまりコンテキストを伝えられると同じ洋梨でも、まったく違う印象を持ってしまう。これが伝えたかったことです。
そして、お客さんが商品を買うときには、商品そのものだけではなく、コンテキストも一緒に買っています。
なので、上の洋梨を買うという場合なら、まったく同じ洋梨でも、伝えるコンテキストが違えばまったく違うものを買っているといってもいいぐらいの差が出てしまいます。「道に落ちていた洋梨」と「皇室に献上されている洋梨」は、、、全然違いますよね。
そして、商品というのはお客さんが使ってこそなので、セールスではお客さんの状況というコンテキストがめちゃくちゃ重要になるんです。なんですけど、、、ここを話してしまうと長くなるので、また別の機会にするとして、、、
そして、これがコンテキストをうまく使って、洋梨をめちゃくちゃ売ったセールスレターです。
「ロシア皇帝、ヨーロッパ各国の王・女王のテーブルに出されている」とか「金色のプレートに乗せて、金のスプーンでいただく」といったこと。他にも「経営者などの上流階級の人にこの洋梨を送ったら、友人用にとたくさんの発注が来た」といったことがセールスレターに書かれています。コンテキストですね。
このセールスレターで売られている洋梨も、こういったことを伝えなければ、他の洋梨と同じにしか見えないでしょう。そうなれば、大した売上にはなりません。
では少し考えてほしいのですが、、、
あなたの商品をもっと売るためには、どんなコンテキストをお客さんに伝えればいいでしょうか?
-山田光彦
【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします