From:西埜巧祐
@心斎橋のスタバより・・・
先日、ある後輩と電話した。その後輩は、仕事で動画製作を請け負った。その仕事は初めてだった。「どうだった?」と聞くと、第一声が「めちゃしんどかった」だった。いろいろとやったら、かなりしんどかったと。
その1時間後に、ある記事を見つけた。まさにYouTuberがどんな感じで仕事をしているか?という記事だった。衝撃的なことが書いてあった。
「僕は、6分の動画に対して、編集は7時間かけています」
YouTuberというと、偏見があるようです。楽して儲けてそうとか、なんちゃら。ですが、実際はかなり厳しい仕事なのです。ファンがつくYouTuber、ファンがつかないYouTuber、何が違うのか?
たくさん動画をあげてても、ファンがつく人。つかない人に分かれるそうです。何が違うのでしょうか?色々な要素がありますが、例えば見栄え。ただの自撮りや普通にスマホで撮影したビデオを出しても、面白さを感じません。
やはり、動画というのは綺麗なものに惹かれるようです。
そして、企画力。単に日常生活を出しているものでも、何かしらの付加価値がなければ、ファンになりません。企画で面白いと思えるか?そこも1つの要素です。
さらには、トーク力。楽しい企画でも、話し方が下手くそだったら、つまらない動画になってしまいます。
と、このように動画のクオリティについて、要素はいくつもあるのです。
上述しましたが、その動画のキレイにするために、編集には7時間かけるわけです。
YouTuberを見て、あなたがどんな印象を持っているかはわかりません。
ですが、圧倒的に成功している人は、同じことをしていても、圧倒的に違うことをしているのです。それは表面を見ていても、絶対にわかりません。よく、ダイレクト出版の広告を見て、ほぼコピーして使う人がいます。そして失敗したみたいなことを聞きます。
それは、そうなります。表面だけ見ているからです。メルマガもそうです。セールスレターもそうです。マーケティングもそうです。表面だけ見ていても、決して大きな成果は見られません。見るべき場所は、表面ではなく、裏面です。
それは、どういう意図で作られているのか?やっているのか?どのように作っているのか?その裏を見なければ、成果は出ないのです。
例えば、1枚のセールスレター。
1つのセールスレターで、売上が何千万と出ることもある。私の場合、1年間でおよそ9000万くらいの売上が出たこともある。ちなみに、今もそれは売れている。そのセールスレターを作るまでに、どれくらいかかったか?
まず、少なくとも5人くらいのお客さんにヒアリングはしたと思う。さらに、そこからアイディアを考えること5日間。さらには、他の人とのレビューやディスカッションをした。
そして、ライティング。一度構成を考え、肉付けした。それだけじゃなく、ページ化も自分でやった。意外に思われるかもしれないが、それも自分でやった。今では、デザイナーに頼まなくても、コーディングの知識なくても、ウェブにあげる方法はいくらでもある。
デザイナーに頼むより、自分の方がデザインが良いなんてこともある。今回は、スピードが重要だったので、自分でやった。
もちろん、編集なども自分でやった。ちなみに、デザイナーにこういうことを頼むと、10万〜20万、さらに納期は3〜5日かかることもある。長い人で1週間とか?という世界なのである。
見た感じ簡単そうなことは、このように裏では複雑なプロセスを経て、作られているのです。
表面だけ見る人は、
という風に思いますが、実際は違います。その裏にある編集技術や企画力。視聴者との絆の作り方、ポジショニングにあるわけです。そして、それを継続する力に、稼ぐ秘密があります。
という風に思いますが、実際は違います。ヒアリング・リサーチ。そしてそれをアイディアにする力。構成を作り、ライティングして形にする技術。そして今では、ウェブのデザイン力も必要なわけです。
表があれば、裏もある。その裏に、秘訣があるといういうことです。表面だけみて、コピーするだけでは、一生成功することはできません。
きちんと裏を見て、学びましょう。それが、成功に対するショートカットです。
-西埜巧祐
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