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写経部??

2017.7.11 | ,
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From:山田光彦

写経部。

これは最近、うちの社内にできた部活。お寺でやる写経体験とかも少し流行っているようですが、もちろん、この部活は本物の写経をするところではありません。

セールスライティングを学んでいるなら、知っているかもしれませんが、写経というのは、昔売れたセールスレター(スワイプファイル)を写すこと。セールスライティングの技術を磨くためのやり方の1つです。野球でいうところの素振りみたいな感じですね。

僕も最近は少し量が減って来ましたが、写経のせいで手首が痛くなったこともありましたw
まあ、いいペンを買ったときに、重いペンだったのに調子に乗って、それで書きまくった、、、というアホみたいなことが原因なんですけど。それはいいとしまして、、、

写経部は、セールスライティングのスキルを上げるために、ガンガン写経していこうという部活。なかなかマニアックな部活だと思いますが、セールスライティングを学んでいる人から、写経をやっているという話を結構聞きます。

なので、今日は売れるレターを書くための写経の仕方みたいなマニアックなテーマで、書いてみたいと思います。(ご興味のない方は今日の記事をスルーしてください)

本当に全部使う??

とりあえず、全部写しまくるという感じで写経をするのも悪くありません。野球でいうと素振りみたいな感じなので、基礎力をつけるみたいな効果があります。でも、素振りばっかりしていても、筋肉がつくだけで実際に打てるようになるか、というと、、、効果的とは言い切れない面もあるでしょう。

それに、過去に売れたセールスレターというのは、当然ですが、かなりたくさんあります。パターンもそれぞれ。なので、これらの売れるパターンを全部マスターするのは、かなり難しいでしょう。それに、そんな必要もないかもしれないんです。というのも、、、

好きなものを見つける

たくさんあるスワイプファイルを色々と読んでいるときに「すげー!」とテンションが上がるようなものもあれば、「どこがいいの、これ?」と頭の中に???が浮かぶようなものもあるでしょう。

こういう場合、「すげー!」とテンションが上がるものを自分の体にインストールしていくために、集中的に練習するというのが、おそらく効果が高い。なぜなら、セールスレターが売れるには、理由があります。あなたがあるセールスレターを読んでテンションが上がっているということは、その良さを肌で感じることができたということ。逆に、???となったものは、そのセールスレターの良さを感覚的にわからなかった、、、ということになるでしょう。

そして、実際に自分がセールスレターを書くときに、どんなセールスレターをベースにして書きたくなるか?というと、、、テンションが上がった方ですよね。それに、経験上、テンションが上がったセールスレターをベースに書いたときの方が出来がいいのものができる確率も高いです。

実際、、、

得意パターンを使い続ける

確かすごい実績のあるセールスライターが、自分の得意なパターンがあって、それを何度も使っている、ということを言っていました。

実際、現役の世界最高一と言われているクレイトン・メイクピースは感情をベースにしたセールスレターを書くのがめちゃくちゃ得意。そして、そのパターンで何度もセールスレターを書いて、とんでもないヒットを連発しています。

僕は笑いが好きなんですが、昔、島田紳助さんが漫才のやり方みたいな講義をしたことがあるんです。そのときに、自分が一番おもろいと思う漫才師が自分に一番感覚が近い。だから、その漫才師を何人か見つけて、紙に書いて、漫才を分析していく。そして、それをベースにやるという話をしていました。これと通じるものがありますね。

それに、プロ野球のピッチャーでめちゃくちゃ活躍している人は、全部の変化球をうまく投げられる人、、、ではないですよね。どちらかというと、ある程度のコントロールとか基本的なところを抑えつつ、この球なら三振を取れる、というめちゃくちゃすごい球を投げられる人とかですよね。

サッカーでも、全部のことがそこそこというよりは、ドリブルをやらせたらすごいとか、シュート力がとんでもないとか、そういう人の方が活躍していますよね。

もちろん、色々と経験を積んだり、知識をつけていくことで、今まで???だったセールスレターが、急にびっくりするぐらい、いいセールスレターに見える、なんてこともあります。そういうときは、自分の得意パターンを広げるチャンスです。

なので、写経をするときには、一通りパターンをおさえる。そして、自分の得意パターンを見つけて、より磨きをかけていく。ときには、自分の得意パターンを増やして、それにも磨きをかけていく。

そんな意識でやってみることがオススメです。ご参考に。

ー山田光彦

PS.
もちろん、あえて、自分がいいと思わないスワイプファイルを研究して、自分の枠を広げるというのもありですね。

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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