From:西埜巧祐
心斎橋のスタバより・・・
つい先ほど、姿勢に関するセミナーを受けてきました。心斎橋のスタバに寄って、この記事を書いています。時間は夜の9時半です。
初対面の相手が「この人は、何か違うな」「信頼できそうだな」と思ってもらえるような所作を学べるものです。ビジネスマンとして、”良く”見られる姿勢はどんなものか?座る姿勢は?そして歩き方は・・・?などなど。内容が内容なので、服装はスーツで行きました。セミナーは夜に行われます。当然、ダイレクト出版のオフィスに行くわけなので、スーツを着ている私は浮きます(ダイレクト出版では、私服がスタンダード)。姿勢に関するセミナーですが、面白い発見がたくさんありました。
僕は普段、姿勢について言うと結構意識をしています。なので、出会う人から「良い姿勢ですね」と言われることが多いです。なので、姿勢に関していうと、「ぶっちゃけ、学ぶことはないんじゃないか?」とタカをくくっていました。そうしたら、、、
講師
「ここですね、ここももうちょっとこう!
はい、顎ひいて」
西埜
「う、、本当にこんな姿勢なんですか?」
講師
「はい、良い姿勢です」
こんな感じでやりました。普段の姿勢とは違うので、違和感だらけです。さらには使う筋肉も違います。それもあって、疲れやすいです。が、ビフォーとアフターの写真は違いが本当にすごいです。これは面白いな・・・と思いました。
座り方もそうです。言われてダメなところを知ると、、、「恥ずかしい」「今までの姿勢、ダサいやん」と思います。
今までやってきたことは何だったのか・・・極め付けは歩き方です。この歩き方なんかもモデルのウォーキングの基礎を叩き込まれました。こう歩くのかと。やってみたら、ほとんどできません。「ここまでできていなかったのか」と恥ずかしくなりました。
「今まで立ってきた時間、歩いてきた時間、座ってきた時間=恥を晒した時間」のようです。
最初、学ぶことは本当にあるのか?とタカをくくっていた自分が恥ずかしいです。セミナーが終わる頃、もらったビフォーアフターの写真を見て、驚くばかりでした。正しい姿勢をとると、かなり細く見えます。ちゃんとした姿勢になると、スーツのサイズがワンサイズダウンする人もいるようです。驚きますよね。
短めのセミナーでしたが、驚くような違いが感じられて、おもしろかったです。このセミナーが終わった時、昔のことを思い出しました。何かと言うと、、、
と言うことです。色々なジャンルで、、、です。例えば、スポーツ。昔はソフトテニスをやっていました。スポーツをしている人なら、誰もがその分野のトッププレーを見ています。今ではyoutubeでも、有名選手のプレイを観れるようになっていましね。それは今の話。昔、僕がテニスをしていた頃は、ビデオテープを買って勉強をしていました。
そのプレイを見て、自分もできるんじゃないか?と思っていたのです。でも、それはすごい勘違いなわけです。ソフトテニス(硬式テニスでもそうですが)のボールのスピードは、めちゃめちゃ早いです。テレビを見ていると、そこまで早くなさそうに見えてしまいます。実は、めちゃめちゃ早いです。
はい、、、やってみたら、全然できないわけです。
球がとても早く、そんな球に反応すると言うことも、難易度が高いです。でも、有名人のプレーを見て、できた気になっているわけです。良いプレイを知り、それを見る。そして、自分もできた気になってしまっていたのです。こう振り返ると”痛い人”ですね。
ビジネスもそうです。セールスレターを書くとき、これでいいんじゃないか?と思っていたものが、レビューでケチョンケチョンにされる。あるいは、商品自体が売れない・・・と言うこともあります。これは結果の世界なので、わかりません。
とはいえど、できている気になっている。でも、結果として、”できていない”わけです。
ソフトテニス。セールスライティング。他のジャンルでもそうです。新しいことを学ぶとき、あるいは学びなおすときに、できている気になってはいけません。もし、できている気になっているのなら、それは成長が止まっているのかもしれません。
僕は学びのため、新しいセミナーに行くときは多々あります。そこで学ぶ内容が、仮に知っていたとしても、新しいことを学ぶように、受けています。
せっかく、時間やお金を投資したとしても、できている気になっていたら、学べるものも学べません。セールスライティング、マーケティング、なんでもそうです。学ぶときは、気をつけましょう。
僕のように間違った姿勢を、良い姿勢だと思わないように…
Ps
セミナーで、歩き方や立ち振る舞いを見て、「これが正しいものか?」と思うのはやめましょう。意識はしていますが、習慣にするまでは時間がかかります。
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