From:西埜巧祐
「それや!」
つい先日、北岡さんの”利益3倍実践プログラム”がありました。6ヶ月の講座なので、まだ途中なのですが、いろいろな成果が出て、驚いています。企画した側として、嬉しい限りです。このプログラムでは、毎月懇親会をしています。その中で、広告のレビューをしてください。と依頼がありました。
最初に見ていたものを、じっと見つめていたのですが、、、どうもしっくりこない。何かが足りない・・・と言うわけではありません。何かが”多い”のです。
士業の方なのですが、自社のサービスの申込者を増やすための広告です。オファーやベネフィットもよく、セオリーで言えば、売れるはずです。でも、広告が何かおかしい。違和感がありました。ただ、言葉にうまくできず、じっと見つめていました。ただ、答えが出ない。そこで、隣にいた北岡さんのアシスタントの方に、パッと見てもらいました。
「これ、どう思いますか?」
「え、、、
わかりづらい」
「何がわかりにくいんだと思います?」
「、、、、
この条件って、この1つだけとかにしてもらえば、わかりやすいです」
この時、僕だけじゃなく、周りの経営者の方も「そうだ」と頷いていました。そう。広告には条件が多すぎたのです。良くある「もしあなたが、以下の条件を満たすなら」という部分です。この条件が6、7個ほどあったのです。でも、どうもこれが多い。読むのを難しくしていたようです。
パーーット霧が晴れた感じです。北岡さんのアシスタントの方には、助けられました。かなり良い指摘だったと思います(彼女は、非常に仕事ができる)。
色々話したところ、条件はそもそも、”その1つだけ”でよかったそうです。6つの条件のうち、そのほかの5つの条件は、正直どうでも良いみたいなものです。
結局、その1つだけを条件にして、広告を作ることにしたそうです。とても良いと思いました。実践プログラムは6ヶ月なので、来月にでも結果を聞くことができるでしょう。楽しみです。
ただ、この話には特筆すべきことがあります。それは、、、
ということです。あなたが良かれと持って書いている広告のコピーが、逆にわかりづらさを作ってしまっているということです。
今回の広告を作られた方は、ご自身の専門分野があります。私にもあります。その方の専門分野の中では、サービスを受けるにあたって、法律上の手続きがあるようで、その条件面が細かく、わかりづらかったのです。
詳しいが故、見込み客にとって理解できない情報を広告で載せてしまっていたのです。ですが、これはそもそも無理です。その方が何年も勉強をして、投資をして得た知識と同じレベルで話されても、見込み客は理解できません。
理解できなければ、どうなるか、、、?そう、買ってくれないのです。
コピーを勉強すると、いろいろなテクニックが学べます。そうすると、それを使いたくなります。でも、根本は見込み客の注意を引けるか?興味を持たせられるか?欲しいと思ってもらえるか?申し込みをしてもらえるか?です。
見込み客にとって、わかりづらくなってしまえば、意味はありませんよね。無駄な情報は省き、レスポンスするのに、必要なことを、最低限の長さで伝えればいいのです。
きっとあなたは、こういった広告を書く知識を学びながら、本業の専門分野もあると思います。詳しいが故に、見込み客にとってわかりづらいことを言ってしまっていないか、ぜひ考えてみてください。
もし、それがわからなくなってしまったのなら、コピーをほかの人に見せてみてください。広告を読んでもらい、それが”わかったのなら”大丈夫です。でも、わかっていない印象があれば、、、もしかしたら、見込み客にとって、わかりづらいものになっているのかもしれません。
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