トップ > ブログ >  > 売る前に使う”4+1つのチェックリスト”

売る前に使う”4+1つのチェックリスト”

  •  

From:西埜巧祐

もしあなたが、セールスレターをリリースする。あるいは、これから何か販売をするのなら…一旦ストップして、この記事を読んでみてください。この記事では、成約率を改善するための5つのチェックリストについて、お話をしたいと思います。

以前、僕は2日で行うセミナーでセールスをしました。そのセミナーは、「水曜日」、「木曜日」と、1日ずつありました。2回セールスをする機会があったのです。1回目では思うような結果が得られませんでした。その改善をする時に、使ったものです。その結果、成約率が大きく改善しました。

改善したものに関しては、今後の販売の型になってくれそうなくらい、良い結果となりました(しかも、お客さんに喜ばれながら…)。セールスライティングのスキルを、プレゼンに応用することで、改善をすることができました。僕がどのように改善をしたのか?それは、この4つのポイントを使いました。

1.売る商品は、お客さんにフィットしている?

セールスライティングを勉強していると「コピーが全てだ」と思いがちです。でも、セールスレター・広告は、商品以上のウリにはつながりません。セールスコピーができるのは、商品の魅力を最大限に生かすことです。今は引退してしまいましたが、世界ナンバーワンと呼ばれたセールスライターがいます。彼は、こういう言葉を残しています。

A gifted product is mightier than a gifted pen.
意訳:素晴らしい商品は、素晴らしいコピーに勝る

改善をするために、僕はまず、売ろうと思っている商品をチェックしました。もっと具体的に言うと、「セミナーに来られている方と、売ろうと思っている商品がマッチしているのか」を考えたのです。これについて考えた時、来ているお客さんと、商品はそこまで間違っていない。むしろ、属性としては非常にマッチしていると思いました。まずは商品は大丈夫だ…。であれば、セールスメッセージの方に問題があることになります。そこで、最初に考えたのは、、、

2.セールスメッセージは感情を動かせているか?

では、次に僕が見たのは、セールスメッセージです。僕が話す言葉で、お客さんの感情を動かせているか?をチェックしました。「人は感情で商品を買って、論理で後付けをする」という言葉があるように、お客さんに商品を購入してもらうには、感情を動かす必要がありますよね。DMとインターネットで1000億円以上の売上をあげたと言われるマイケルマスターソンは、こう言っています。

「感情は、行動の引き金となります。誰かを説得したい場合には、何がその人を行動に駆り立てるのかを理解する必要があります。セールスライターであるあなたは、見込み客の感情を利用して、最高のダイレクトレスポンス・レターを書くことができるでしょう」

僕は1日目のプレゼンテーションで、感情を動かせているかをチェックしました。主に着目したのは、この2つです。

・お客さんが不安に思っていることは何か?
・お客さんが求めていることは何か?

この2つに着目しました。すると、僕が1回目に話したセールスでは、不安に思っていること、求めていることが、若干ずれていることがわかりました。ここを改善しました。お客さんと話していて、「あ、こういう不安があった」というのがわかったので、そちらに差し替えをしました。これで、1回目よりも感情を動かすことができるようになったはずです。次に見たのは、、、

3.約束は信じられるか?

「完全に信じられる約束は、なんとなく信じられる約束の10倍のセールス力がある」

これは、ダイレクトメール業界で、1000億ドルも売ったと言われるセールスライターの言葉です。どんな聞こえが良い約束でも、信じられなければ買えないですよね。多くの人は「約束・ベネフィット」に目が向きがちです。でも、その「約束・ベネフィット」が信じられるように、コピーを書くことについては、目が向かないことが多いのです。

では、この「信じられない」という壁を越えるために、どうすればいいか?僕は「成功事例」を使いました。僕たちの商品では、いろいろな方が成果を出されていて、その成功事例を使って「約束の証明」をすることにしたのです。これによって、信じられない。という壁を越えようと考えました。さて、次に見たのは、、、

4. オファーは強いか?(今日買うべき理由はあるか?)

「だからオファーなんだよ、バカ」

これは世界ナンバーワンセールスライター、ダン・ケネディの言葉です。彼は言葉は過激ですが、的を射ていると思います。DRM、セールスライティングの世界では、広告の成功を分ける、3つの要素があると言われています。「リスト」「オファー」「コピー」の3つです。この3つですが、優先順位があります。

1:リスト
2:オファー
3:コピー

この順番です。これを見てみると、コピーよりもオファーが、成功を分ける要素として、重要度が高いことがわかりますよね。2日目のオファーについては、1日目よりも強くしました。さて、、、ここまで改善をして、最後にこの質問をしました。

4+1.「それでお客さんは、買うのか?」

ここまで改善をしてきました。でも、その改善をした結果、お客さんは本当に買ってくれるのだろうか・・・? 改善をする前、この質問をした時は、「うーん、、、」とうなってしまっていました。でも、改善をした後は自信を持って「これでテストしよう」と決められました。

あなたはどうでしょう?あなたのセールスレターを読んだ時、それでお客さんは「買う」決断をしてくれるでしょうか? 僕は、先ほどお話ししたポイントを元に、改善をしました。その結果は?

結果:成功!

もちろん、成功とはいえども、まだ改善をしていけます。でも、このプレゼンテーションは、今後の型にもなるくらい、良いものになりました。僕は、セールスライティングのスキルを、プレゼンテーションに使いました。こう考えると、いろいろなところで、セールスライティングのスキルを活かすことができますよね。

もしあなたが、セールスレターを書いたのであれば、今お話ししたチェックリストをもとに、見直してみてください。そうすれば、何か改善できるポイントが見えるかもしれません。それを改善することで、売れるセールスレター、販売が出来るようになるでしょう…

西埜 巧祐

2012年にダイレクト出版に入社。1つの商品の販売プロジェクトで3000万円以上を売上げたり、企画したセミナーを告知後8時間で140名(満席)集客したり、年間120万円もするコンサルティングを満員にするなど、、高額商品・セミナーの販売で数々の実績を残す。また、自身が担当した高額セミナーの集客を毎回成功させ、その手順をマニュアル化。現在、それを使ってダイレクト出版の他のマーケッターも、セミナーの集客を行っている。現在は【ザ・レスポンス】のブランドマネージャーとして、プロモーションの企画、運営、商品の開発、人材教育を担当している。

西埜巧祐の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading