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あなたの感度を上げる方法

2016.4.25 | ,
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From:小川忠洋

西宮のプライベートオフィスより

 前回のポッドキャストでは、西埜に公開説教をした(笑) まぁ、あんなことは言っていても、西埜はとても優秀で、もしかしたら、あなたも彼のセミナーを受けたことがあるかもね。

 ところで、毎週毎週、「なんかないのか?」的なノリで撮られているポッドキャスト。もちろん、毎週、みんなが驚くようなビッグニュースが起きてるわけじゃないし、凄い人と出会ってるわけではない。毎日、仕事をして、会社で会議をして、出張は嫌いなのであんまり外にも行かない。めちゃめちゃ平凡な日々を過ごしているわけだ。

 平凡なのは、ぼくがイケてないやつだからではなく(そう願いたい…)たいていの人は、普通の日々を送っている。フェイスブックでイケてる写真をアップしまくってる人でも、ほぼ、普通。平凡な日々。

というような事を言っていた。広告の刺激の話はまた別の回にするとして、同じような普通の日を送っていても、退屈で流されてしまう人と、普通の日常の中から、いろんな事を学んで、それをビジネスに活かす人もいるのは何でだろう?いわゆる「気づく」人と気づかない人の違いみたいなのがいるのはなぜか?

 「気づく」人は感度が高く、普通に飲み食いしてるだけでも、その店の状況とかお客さんの入り具合とか、接客の仕方とか、そんなんが常に目に入って分析してしまう。ザレスポンス読者のあなたはきっと身に覚えがあるはず。飲食店に例えると、わかりやすいが、そういう感度はありとあらゆるところに働く。

 チラシが入ってたら、このチラシはどうなんだ?世の中で流行っているものがあったら、流行に乗せられるのではなく、流行に乗ってみて、なんでこれは流行ってんのかなぁ?なんて考えて分析する。そうすると、世の中のありとあらゆる現象から、何かを学んで、自分のビジネスに活かしたりすることができる。

 感度の低い人がスルーしてしまっている全てのことから貴重な情報や気づきを得ることができる。たいていの社長は感度が高いから、気にすることはないけど、今のそれ以上に感度を高める方法がある。それは何か?

世界的なセールスライターのジョンカールトンは、

「たいていの人は人生に退屈している。
だからこそ広告では刺激を与えないといけない」

書くことは全ての中心

それが「書くこと」だ。西埜に「お前、おれのゴーストライターとしてブログ書け」とポッドキャストで言ったのは冗談半分、本気半分。なぜなら、自分がアウトプットする立場に立つと、感度がめちゃめちゃ高くなるのだ。

 よく言う、「教える人が一番学ぶ」の法則と同じで、何かを発信しなきゃならないというのがあると、いつでもどこでも、意識の中で、「何か使えることはないか?」とサーチし続けている。本を読んだりするときも、普通の状態で読むよりも、圧倒的にサーチ度が高くなる。

「自分の成長に一番、貢献したことは何?」

って昔、寺本に聞いたことがあるけど、その答えは、、、

「メルマガ書いたことですかね」

 とのことだった。つまり、メルマガ(ブログでもなんでも)を毎週、毎週、書き続けなければならないって事は、その発信者である人間は、常に学び続けなければいけないって事でもある。学んで、活かして、学んで、活かして、を常に繰り返しているわけだから、学び、成長が早くて当たり前。(ってか、そんな感じなので、ぼくは最近、自分が読んだ本や学んだ事を会社の部下に無駄に発信するような事でもやろうかと思ってるくらい)

SNSには注意!

なるほど、アウトプットすればいいのか。発信すればいいのか。と思っても、注意してほしいのはフェイスブックやツイッターなどのSNSで発信すればいいってもんじゃない。フェイスブックもツイッターもちょっとした一言っぽい言葉がメイン。そういうコンテンツは、「文章」や「記事」になっていないので効果半減だろう。

 というのも、それなりの長さの文章にするってことは、きちんと考えを整理して、論理を考えて、書く必要がある。そのため、そのアイディアに関してより深く考えることができる。ただ思いつきをポッと投稿するのとはわけが違う。

 今の時代、インターネットを使わないビジネスってのはほとんどないだろう。そのインターネットで最大の武器は「書くこと」なのだ。人がネットに何を求めているかってぇ〜とコンテンツなわけで、コンテンツの原型は「書くこと」からできている。つまり、今の時代、ビジネスでとても大切なのは、「書いて伝える」ことであり、「書いて売る」ことなのだ。

 セールスライティングを学んでいる、みんなには釈迦に説法だろう。けれど、「書くこと」には様々なメリットがある。今も言ったように、学習の効果が圧倒的に上がること、感度が高くなり色々なことに気づけること、論理的な思考能力が上がること、そして、コンテンツを様々な形で作ることができること。

 もし、あなたが今、定期的に何も書くものがないというのであれば、、、それは、とってももったいない。メルマガでも、ブログでも何でも良いから書き始めよう。すぐには何の変化もないけれど、2年3年続ければ、世界が変わる。

ーおがわ

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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