From:小川忠洋
今日のザ・レスポンスは「お盆特集」として過去に書かれた人気記事をピックアップしてご紹介していきます。
本日は、、、2007年11月にタイムスリップ!
人生最大の契約
おはようございます。小川です。
この手紙を書いている今、僕は人生最大の契約書にサインをした。人生で最も重要で、最も重い契約書。そう。婚姻届だ。
このたった1枚の契約書で幸せを手にすることもできれば、不幸のドン底におちいることもある。そして、20代後半から30代にかけての女性はこの契約書にサインする事を夢見ている。
ちなみに僕の親父は2度ほど、その不幸のどん底を経験しているが、そんな事を気にする事はあんまりなかった。もちろん、誰だってこの契約を結ぶ時にそんな事を想定してはいない。
ちなみにこの契約が破られると自分の財産の半分が没収になる。世界不思議発見的に言うなら「スーパーひとしくんがボッシュート」だ。だから、これ程でかい契約書は他にない。
あるこの契約に関する先輩起業家が僕にこう教えてくれた(多分、年収が億近くある)。
『結婚する前に、離婚してもお互い慰謝料は払わない。みたいな契約書を書いておいたほうがいいよ。欧米ではそうゆーのが多いみたいだから、これは絶対やっといたほうがいいって!』
かなり貴重なアドバイスであるにもかかわらず、僕はそのアドバイスを無視することにした。僕も”まさか”の事態を想定せずに契約してしまったのだ(笑)
ちなみにこれがビジネスだったらこんな契約はしない。ビジネスだったら、きちんとリスクを考える。
何故ビジネスではリスク管理をするのに、今回はしないのか?
理由は二つある。
1)この契約はとても感情的な契約である事。
言うまでもなく、この契約はベリー・ベリー・エモーショナルだったこと。感情は常にロジックより強い。
2)まあいいやと思ったこと。
例えば自分がためた貯金の半分がなくなったとしても「まあいいや」と思えるからだ。もちろんメチャメチャテンションが下がることは言うまでもないが、実際、今の僕にはそれよりも彼女がいてくれる方がよっぽど重要だったからだ。
何年間もあっけて苦労してためたお金の半分がなくなっても平気でいられるのは「また作れる」と思えるからだ。
何故そのように思えるかと言えば、何年間もかけて苦労して作ってきたのは、銀行にある資産ではなく、自分の頭の中にある資産だからだ。
この頭の中にある資産は何度も何度も繰り返しお金を生んでくれるし、使えば使うほど、精度があがってもっともっと生んでくれる。
これをスキルと言う。
このスキルさえあれば、将来どんな事をおきようとそれを乗り越えることができる。そしてメチャメチャ嬉しいことにこのスキルは一度身につけたら、どんなことがあっても、地震があっても火事があってもなくなることはない。
このスキルは誰でも身につける事ができる。
例え今、自分の通帳に一銭も残ってなくても大切なのはその数字ではない。自分の頭に何が残っているかだ。通帳の数字は減ることがある。しかもあらゆる機会で減る。しかし、自分の脳に刻まれたスキルは減ることはない。増える事しか知らない。
始めるのに遅いなんて事はない。今日から始めよう。千里の道も一歩からだ!
–小川忠洋
PS:もちろん、何のスキルの話をしてるかは分るよね?そう、コピーライティングのスキルだ。
【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします