From:山田光彦
ある社長さんと話をしていたときのこと。
その社長さんは、元営業マンで営業はとても得意。
お客さんに商品を売るときの話を聞いたり、マーケティングのための素材を作るときの話を聞いていて、セールスレターを自分で書いていると、僕は思っていました。実際、セールスレターの勉強もしたことがあると言っていましたし。
でも、広告やセールスレターを書いたことはあるけど、かなり苦手だというのです。
文章を書くのもそんなに抵抗はないし、嫌いでもない。でも、いざ広告やセールスレターを自分で書こうと思うと「何を書いたらいいのかわからない」そんな状態になってしまうということなのです。
でも、僕はこの社長さんなら、ほぼ間違いなくセールスレターが書けると思ったので、少しだけ話をしたところ、、、
「それでいいんですか!それなら書けます。
あー!これでやっと書けるようになりそうです」
と、言ってもらいました。
なので、あなたも自分で営業して仕事を取っているタイプなら、もしかしたら、今日の話が役に立つかもしれないので、シェアしますね。
社長さんから色々と話を聞いていて、こんな話になったのです。
山田「◯◯さん。絶対セールスレター書けますよ」
社長「苦手なんですよ」
山田「営業、得意じゃないですか」
社長「実際に話しをしている時に、どんな事を話せば買ってくれるのか、だいたいわかるんです。でも、いざ、広告を書こうとしたり、セールスレターを書こうとすると、何を書いたらいいかわからなくなるんです」
山田「どんな事を話せば買ってくれるかわかるなら、それを書けばいいと思いますよ」
社長「それを書くといっても、何から書いたらいいのか。。。スワイプファイル(昔、売れた広告のサンプル)のどれを選んだらいいか、わからないですし」
山田「何を話せば売れるかわかっているなら、それと似たようなことをアピールしているスワイプファイルを使えばいいんじゃないですか」
社長「!!」「確かにそうですね」
山田「たとえば『お客さんが、今はほとんどの人がこれをやっていますよ』と伝えたときに買う気になってくれるなら『たくさんの人がこれをやっています』とストレートにアピールしたり『これやってないと恥ずかしいですよ』みたいなことをアピールしている、スワイプファイルを使うとか。そんな感じで」
社長「それだったら、書けますね!」
山田「やっぱり、◯◯さん絶対書けますよ」
社長「それでいいんですか!それなら書けます。
あー!これでやっと書けるようになりそうです」
細かいところは、若干違うところがあるかもしれないですが、こんな話になりました。
セールスマンからの話を聞くときでも、広告を読んでいる時でも、買い手が商品を買う理由は、基本、変わりません。
だからこそ、
広告は紙の上のセールスマン
(Salesmanship in print)
と言われているわけです。営業マンがお客さんに話をするときでも、広告をお客さんが読んでいる時でも、伝える方法が違うだけで、売るために伝えないといけないことは同じです。
なので、優秀なセールスマンであれば、基本、広告やセールスレターは書けるはずです。
それにスワイプファイルを使わなくても、あなたが話している内容をそのまま手紙にして書けば、そこそこ売れるセールスレターができあがることもあるでしょう。(スワイプファイルを使ったほうが確実ですし、売上も大きくなると思いますが)
あなたが社長で、広告やセールスレターを書くのはなんだか苦手だな、と思っていなら、、、一度、この方法を使って下さい。
もし、セールスレターをお客さんに送ったことがないなら、実際にお客さんに送って下さい。
それで売れれば、売上を大きく伸ばすことになるはずです。
山田光彦
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