From:寺本隆裕
From:寺本隆裕
今朝、ウチの嫁さんから聞いた話。
小学2年生になる長男りゅうせいの学校の宿題で、
家族を紹介する作文を作りましょう、というのがあったそうです。
うちは4人家族なので、りゅうせいから見て、
「お母さん」「お父さん」「弟」の3人を紹介することになります。
まず「お母さん」。
「ぼくのお母さんは、やさしくて、りょうりがうまいです」
ほほ~~。
なかなか、パーフェクトに近い紹介文ですね。
ふんふん。
次、「弟」。
「ぼくの弟は、よくけんかをするけど、1分くらいでなかなおりします」
確かに。
次男(4)とりゅうせいはとても仲がよく、
いつも一緒に遊んでいます。
で、僕。
「お父さん」。
「お父さんは、プラモデルが得意です」
・・・ん?
プラモデル??
確かに最近、人からもらったガンダムのプラモデルを組み立てたけど、、、
そのこと??
あれ、99.99%りゅうせいが自分でやってて、
僕のところには、「ここカタい。はめて~」「間違ってはめた。外して~」と数回持ってきた程度。
それに、この紹介文だと僕がプラモデルをいつも組み立ててる風なイメージになってますが、
りゅうせいが生まれてから組み立てたプラモデルは多くて3つくらいなので、
まさか「お父さん=プラモデル」ってなってるとは驚きです。
この夏は近くの公園で、汗だくになりながら軽く3桁を越す数のセミを確保したので、
「セミ取り名人」のイメージのほうが嬉しいのに!
(担任の先生もちょっとかわいくて若い女の先生なので、
そっちのアクティブな印象の方が何かとありがたい(?))
でもりゅうせいにとっては、
それが僕の最近のイメージなんでしょう。
彼から見て僕の「すごい」ところなんでしょう。
親にとって子供がかわいいのは、
僕らなら簡単なことも「すごい」と目をキラキラさせてくれるところなのかもしれません。
先日も、息子たちを電車に乗せただけで大喜びでしたからね(笑)
ちなみにりゅうせいが組み立てたプラモデルは、
対象年齢15歳以上のものなので、なかなか難易度の高いものです。
それを8歳児がつくり上げる!すごい子供です(はい、親ばかです(笑))
さて実は、これ、
セールスライターとして仕事を取るときに大事なマインドセットなんです。
「セールスライターとしてやっていきたいけど、自分なんてまだまだ…」
という声をよく聞きますが、そういった場合、問題点が具体的になっていないケースがほとんどです。
つまりそれは「誰と比べて」「誰にとって」まだまだなのか、ということです。
顧客は誰なのか?ということです。
セールスコピーライティングの「ピの字」も知らないような人にとってみれば、
まだ勉強し始め、キャリアの始め、のセールスライターの知識でも「すごい」と言われます。
あるいは、競合がダイレクトレスポンスに弱いような業界であれば、
ちょっとした基礎的なことをやるだけで、圧倒的な成果につながります。
もちろん、マーケットが大きく、競争の激しいところに行けば、それなりの知識と経験が必要です。
僕が「プラモデルのファンの集い」に行ったところで、僕のプラモデリングのスキルは全くもって無力です。
でも一方で、8歳の息子にとっては、僕はものすごいスキルを持っていることになります。
つまり、われわれ専門技術を仕事にしているものにとっての価値のひとつは、その知識差なんです。
当然、一般的には、マーケットが大きく競争の激しいところのほうが、
難易度が上がる分高い報酬が得られる傾向にあります。
それに、そこを目指してスキルを磨いていくことは、
セールスライターのキャリアアッププランとしてとても夢のあるものです。
でも、常に考えておかなければいけないことは「顧客にとっての価値」。
もしあなたの知識が、誰かにとって価値があるなら、それはキャッシュポイントになりえます。
あとはスキルを磨いて差を広げ、顧客を少しずつ変えていけば、その価値と報酬がアップしていくのです。
実際、このブログを読んでいるセールスライターなら、
「一般の」人たちよりもかなり深いマーケティングの知識があるはずです。
あとはそれを「誰に」届けるのか?
それを毎日、ちょっとの時間でいいから考えてみてはどうでしょう。
それがあなたの、ビジネスチャンスです。
fasdf
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