From:ダン・ケネディ
From:ダン・ケネディ
先週の「ダイレクトメールを組み立てる秘訣」の投稿では、ダイレクトメールのオープニングで達成しなければいけないことをお伝えしました。では、ここで私が何を言いたいのか、詳しくお話ししましょう…
オファーが伝わるオープニングを作成するのは難しいものです。オファーの内容をもっと知りたいという読み手の欲求を、減らすのではなく高めるようにオファーを伝えなければなりません。
例えば、レターを使ってマイホーム所有者向けの家事代行サービスを販売している会社があるとしましょう。
次のようなヘッドラインを使うのはいかがでしょうか・・・
「一生、掃除機の電源を入れる必要はありません。」
または、このようなヘッドラインではどうでしょうか・・・
「主婦業という仕事を辞める方法。」
このようなヘッドラインは、オファーの内容は含まれていますが、詳細をはっきりと明かしているわけではありません。
オープニングは、オファーの最重要ポイントだけに焦点を当てるのもよいでしょう。最重要ポイントは、価格かもしれません。無料ギフトかもしれません。または、非常に魅力的な保証条件かもしれません。
オファーするサービスは、集配や配達、あるいは他のサービスでもよいでしょう。ここで例に挙げた家事代行サービス会社であれば、会社の信頼度を挙げてもよいでしょう。顧客にとって見知らぬ人が自宅に来ることは不安であると予想されるため、信頼度が重要なポイントになるからです。
ということで、上記で考案したオープニングに付け加えて、最重要ポイントを強調すると次のようになります。
「一生、掃除機の電源を入れる必要はありません。」
このあとに、次のように続けます・・・
「6,218人の女性に、主婦業という仕事を辞める方法をお伝えしてきました。」
オープニングで達成したいことの3つ目は、特定の読み手に狙いを定めるということでした。
つまり、あなたが読み手について何か知っているということを読み手に伝えるのです。例えば、読み手がどんな人たちなのかということです。これを伝えることで、レターであなたが伝えたい内容はおそらく読む価値があるのだろう、と読み手に伝えることができます。
例えば、ダイレクトメール用に、働く女性のリストを手に入れたとしましょう。この場合、オープニングを次のように再度修正します。
「キャリアウーマンと主婦業・・・一生、掃除機の電源を入れる必要はありません。6,218人の女性に、主婦業という仕事を辞める方法をお伝えしてきました。」
オープニングで3つの秘訣すべてを達成できれば素晴らしいことです。しかし、たとえすべてではなくても、少なくとも1つは達成しなければいけません。
ダン・ケネディ
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