From:ダン・ケネディ
From:ダン・ケネディ
先週まで、私が好きなテーマのひとつであるダイレクトメールについて話をしてきました。その中でも、オープニングに欠かせない3つの秘訣をお伝えしました。これに追加して、4つ目の秘訣をお伝えしましょう。それは「季節と結びつける」ということです。適切に行えば・・・の話ですが。
一般的に人々は、祝祭日に対して非常に敏感であり、祝祭日とはっきり結びつけたオファーに対して、レスポンス率が非常に高くなるという傾向があります。
ここでもう一度、家事代行サービスの例を挙げます。私なら、季節に結びつけた2つのビジネスチャンスを真っ先に思い浮かべます。春とクリスマスです。
例えば、
「ご自宅の春の大掃除プランを半額で提供します。さらに、驚くほどの低価格で、主婦業という仕事を完全に辞める方法をお伝えします。」
あるいは…
「春の大掃除の季節ですが、お忙しいですよね。今回、そしてこの先ずっと、主婦業という仕事をしなくてすむ方法をお伝えします。」
もちろん、10月にも同じアプローチが使えます。感謝祭(アメリカでは11月の第4木曜日)やクリスマスシーズンに向けて自宅を掃除するからです。
まずヘッドラインで話の内容を打ち出し、興味を持ってオープニングを読んでもらえたら、次は、コピーを使ってあなたのプロポジション(提案)を売り込まなければなりません。
ここで間違えてはいけません・・・コピーが売り込みをするのです。
多くのアマチュアコピーライターやプロでも怠け者のコピーライターは、コピーは短くして「余白」をたくさん残すべきだと主張し、顧客にどのくらいコピーを読んでもらえるか不安だと言い張ります。
しかし、興味を持った人というのは、興味深いオファーについてなら、コピーの内容はすべて読んでくれるのです。
長すぎるコピーというのは存在しません。コピーがまったく面白くないということはあるかも知れません。コピーが難しくて読みにくいこともあるかも知れません。
コピーが間違ったターゲットに向けて書かれることもあるかもしれません。しかし、コピーが長すぎるということは絶対にありません。
コピーを書くときには、ちょっとしたコツがあります。読みやすいコピーにして、どんどん読み進めてもらうためのコツです。
また、このコツはコピーを流し読みしたり、長い/短いに関わらずコピーを読まない人に対して売り込むためのコツでもあります。
このコツについて、来週の投稿でお伝えします。
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