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やるべき仕事とやってはいけない仕事

2015.4.8 | ,
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From:山田光彦

From:山田光彦

神田のスタバより、、、

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これは、神田(東京)のスターバックス。

このメルマガを書こうと思って、スタバに行ったところ、2人にばったり会いました。3人ともセミナーをやるために、東京に来ている、とのこと。

行動パターンが似ていますね(笑)

で、僕も半年ぶりぐらいにセミナー講師をやり、約70名の人たちが参加してくれました。(このセミナーのために福岡から東京に来てくれた人もいました。ありがたいですね)

そのセミナーである参加者の方から、こんな質問を頂きました。(セールスライティングの勉強を最近始めた方からの質問です)

「たくさん勉強したいこと、やりたいことがある。どれからやったらいいでしょうか?」

12週間セールスライティング通信講座をやりながら、毎日、スワイプファイルを手書きで写したりしたらいいでしょうか?」

「時間がなくて、、、何からやったいいのか、迷っています」

もしかしたら、マーケティングやセールスライティングを学んでいるあなたもこんな事を思ったことがあるかもしれません。

というのも、僕も勉強を始めたばかりの頃、内容が面白くって、どんどんのめり込んでいってしまい、次から次へと本や教材を買って行きました。

でも、本を読んだり、教材を学べば学ぶほど、逆に知りたいことが増えていってしまい、、、

「いくら時間があっても足りない・・・」

という状態になっていたからです。

(ちなみに僕が自分でビジネスをやっていた時には、セミナーに行ったり、教材や本を買ったものを経費で落としていたのですが、担当の税理士の人に、「教育費の項目が異常に高すぎるから、税務署に突っ込まれるかも、、、」と言われていました。結局、税務署からのツッコミはなかったのでよかったですが)

勉強を続けることは大切です。スキルが上げていくためには、天才と呼ばれるような人たちが残してくれたノウハウを本や教材で学ぶことは必須でしょう。

でも、質問をくれた方は、勉強することがたくさんありすぎて、どうしようもない。どうすればいいかわからない、、、という状態になっているようでした。

なので、僕は、こんなアドバイスをしました。

①目的・ゴールを決める

「勉強をする」「何かをやってみる」というのは、あなたが達成した目的やゴールを達成するための手段ですよね。

ですので、その目的やゴールをしっかり具体的に決める。そうすると、やることに優先順位をつけることができるようになります。

具体的には、目的・ゴールを達成するために、効果が高いものから順番にやっていく、ということですね。

たとえば、あなたが、、、

「自分のビジネスでとにかく素早く売上を増やしたい」

ということなら、集客の成功事例集、ダン・ケネディのマグネティック・マーケティングや、スワイプファイルを使って素早くセールスレターを書き上げるためのテンプレート習得コースはピッタリということになります。

そして、ポイントは、目的・ゴールを達成するのに役立たないことは、思い切って、やめる。もしくは、後回しにすることです。

そうすることで、やるべきことが絞られて時間ができますし、そのやるべきことのクオリティも上がるので、うまくいく確率も自然と上がります。

②そもそものやることを減らす(2割8割の法則)

目的・ゴールが明確に決まれば、やるべきことの優先順位は明確になるでしょう。

で、次に、その中でも、どれがあなたの目標やゴールの達成に効果的なのか?ということを吟味して、どれに着手するか、を決めて下さい。

「2割の行動が8割の成果を出す」というパレートの法則を使って、どれをやるべきか、どれをやらないのか(←こっちが重要。①と同じですね)、さらに絞り込んでいって下さい。

できれば、あなたの1日24時間すべてに、この2割8割の法則を使って、やめることを決めて下さい。

そうすれば、かなり1日の時間が増えるはずです。(2割8割の法則を純粋に適用できれば、8割削っていいわけですからね。その目的・ゴールにだけフォーカスすれば、ですが)

③勉強しながら、目的達成に向けて実践する(実践量を増やす)

勉強ばかりしていても、目的・ゴールは達成できません。なので、行動しましょう。という意味もあるのですが、それだけではなく、実際に行動してみると、色々と見えてくることがあります。

たとえば「新規のお客さんを集客したい」という目的のために、ホームページで集客しようと思っていた。だけど、色々試してみると、チラシの方がお客さんを集めやすいことがわかった。だったら、チラシに集中しよう。

といったことがよくあります。(はい。本当によくあります。こういった方針の変更は)

逆にチラシでやろうと思っていたけど、ホームページの方が効率がよく、たくさんの新規客が集められるから、ホームページに集中しよう、といった具合ですね。

実際に行動してみるといろんなことが見えてくるので、なるべく早い段階で、実践量を増やしてみてください。

そうすれば、なにが目的の達成に効果的なのか?ということがわかってきます。

④期間を決めて、それだけに集中する(スピード重視でガンガンいく)

「セールスライティングを勉強して、5年になるんですけど、、、まだ、やろうかどうか迷っているんです。。。他にも気になる教材とかもありますし、、、」

というのが、とってもまずい状態。

なぜなら、もし、セールスライティングをやりたいと思った、5年前にきちんと始めていれば、今の時点でかなりいいレベルまで行っていた可能性が高いでしょう。

社長・起業家の方であれば、売上をどんどん上げていくことができているでしょうし、

セールスライターで起業するなら、収入もライフスタイルもずいぶんと変わっているでしょう。

もちろん、必ずうまくいくとはいえません。

でも、うまくいかなかったとしても、別の方法を試したり、自分でやるのではなく、誰か得意な人に任せて、自分は別のことをやったり、ということができます。

ですが、迷っていて、中途半端な状態を続けてしまうと、結果もなかなか出ないでしょうし、諦めることもできません。

なので、中途半端に続けることが、一番リスクが高いのです。

まとめ:

僕たちは学生とは違い、勉強をして、テストで良い点を取ることが目的で勉強しているわけではありません。成果を出すために勉強や実践をしていますし、どのテストを受ける(どの分野で仕事をするか)かも自分で選ぶことができます。

なので、あなたが、、、

「勉強することが多すぎる!」
「仕事が多すぎる!」

という状態なら、ぜひ、この4つの方法を使って下さい。

山田光彦

PS.
セミナー会場では、質問をくれた方に時間の関係で、4つのうち、1つか2つしか伝えられませんでした。

この記事を読んでくれていたらいいのですが。

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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