From:ジョン・カールトン
From:ジョン・カールトン
今日の記事は短いです。ですが、とても重要です。それは直感の正しい使い方と間違った使い方についてです。
私がフリーのセールスライターとしてバリバリ仕事をしていたとき、常に意識していた言葉があります。それは「推測するのはばかげたことだ」ということです。
見込客を説得しようとするとき、リサーチが不十分にならないように、私はいつもこの言葉を思い出すようにしていました。
私がセミナーやプログラムでよく言うのは、ほとんどの人の直感は完全に間違っているということです。しかし、色々な人達と話をするうちに、正しく言い直す必要があることに気づきました。それは、「訓練されていない直感はほとんどいつも完全に間違っている」ということです。
良い直感と悪い直感には違いがあります。そして、それは学ぶべき価値のあることです。
私は自分自信の経験を通して、間違った使い方をすると、直感はどんなに危険なものになるかを学びました。
私の言う直感とは、学生時代に心理学を正式に学び、かつ”庶民レベル”のセールスマンシップを通して学んだ男が見た、厳しい実社会での私自身の経験に基づいたものです。
しかしほとんどの人にとっての直感は、ただの”希望的観測”に過ぎません。彼らは半無意識の状態へ正しくアクセスする方法を習得していないのです。そこでは、私たちが経験から学んだ情報が客観的に処理され続けている本当の”直感”がある場所です。
ポーカーを例にあげましょう。あなたが感覚に頼ってゲームを”降りる”か、賭け金を”上げる”かを決めたとして、それが結果として正しい判断になることもあるでしょう。
しかし、もしあなたがその結果を検証するか、あるいはあなたがなぜそう感じたのかを深く追求しなければ、あなたは正しい直感を身に付けることはできません。
もう一度言います。ほとんどの希望的観測ではない”正しい直感”は、実社会という厳しい現実の中で何度も何度もテストを繰り返しながら訓練された能力なのです。
一握りのプロフェッショナルは、すばやく、そして正確な直感を得ることができるので、直感のプロセスをダブルチェックしたりする必要はありませんし、直感に基づいて正しい行動を取ることができます。
彼らはその直感が本物か、あるいはただの希望的観測かが分かるように訓練されているのです。
つまり、私のアドバイスはこうです。すべての初心者セールスライターは、その感覚が頼るに値するものだと証明されるまでは、直感に頼ってはいけないということです。(正しい直感を得るには時間がかかります)
正しい直感を身に付けたいなら、あなたの頭の中で起きているプロセスを学び、注意を払い、記録し、、、そして、そのプロセスを改善し続けなければなりません。
アリストテレスが教えてくれたように、自分に目覚め”己を知る”ために重要なことは偏見、不確実性、検証されていない習慣を捨てることです。
すべてのトップライターはこの挑戦を続けてきました。そして、それが彼らがトップライターでいる理由なのです。
訓練されていない直感はあなたを傷つけるだけです。
一度、訓練され、検証され、そして鍛えられれば、あなたは人生を切り抜けるパワフルなツールを手に入れることになるでしょう。
検証された人生こそ生きる価値があるのです。
それでは、また。
John Carlton
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