トップ > ブログ >  > 商品に合わせた広告の見出しを書く4つの方法

商品に合わせた広告の見出しを書く4つの方法

  •  

From:山田光彦

From:山田光彦

「僕が牡蠣を食べた時、まわりのみんなは笑った…でも、その牡蠣を実際に食べ始めると、、、」

これは、5年か10年ぐらい前にあるWebサイトで見かけたセールスレターの見出し(ヘッドライン)です。だいぶ前の記憶なので、もしかすると、ニュアンスは違っているかもしれないのですが、これを見た時に、、、

「なにこれ??セールスコピーを勉強しているのはわかるけど、これはさすがにダメでしょ」

と思ったことを覚えています。というのも、このヘッドライン。昔、大ヒットしたピアノコピーと呼ばれるヘッドラインをマネして書いているのです。

ーーーこれがピアノコピーのヘッドラインーーー

「私がピアノの前に座ったら、彼らは笑った…でも、弾き始めると・・・」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ですが、、、牡蠣を食べて、まわりのみんなが笑うって、こんな状況、想像できないですよね??

なので、普通の牡蠣を売るのに、ピアノコピーは合わないと思うのですが、

「この商品を売るならこのセールスコピーをマネすればいい」

というルールを明確に決めるのが、難しいのも事実。

なので、商品に合わせたヘッドラインを書くときに参考になる4つのパターンをご紹介します。この4つのパターンは、読み手にストレートに直球でアプローチするときに使いやすい方法です。

パターン1:
商品から得られるメリット(ベネフィット)と商品名が書かれているヘッドライン

このヘッドラインはよく使われていると思うのですが、たとえば、ダイエットの商品なら、、、

「3日で*キロ痩せるー**ダイエットー」

とかですね。

「3日で*キロ痩せる」のところがベネフィット
「**ダイエット」が商品名になります。

僕たちもよくビジネススクール(セミナー)を販売するときには、このタイプのヘッドラインを使っています。

このパターンは、パワーのあるヘッドラインを作りやすいですし、商品名を書くことで、商品名を書くことで、競合との違いも出しやすくなります。(競合がまったく同じ商品を売っているときは別ですが)

パターン2:
ベネフィットなしで、商品名が書かれているヘッドライン

流行している商品やファンが多い商品なら、商品名自体で、読み手の注意を引くことができます。

たとえば、、

「iPhone6が新発売」

と言うだけで、注意が引けるということですね。

人気アニメのキャラクター商品を売っているなら、そのアニメ名やキャラクター名をヘッドラインに入れたり、というのが、このパターンです。

パターン3:
ベネフィットは書かれているが、商品名はないヘッドライン

これも、よくあるヘッドライン。
なのですが、、、

これも、よくあるヘッドラインなのですが、ひとつ注意が必要です。

というのも、あなたの商品から得られるベネフィットと同じものを競合が提供しているとき、競合と同じような広告になってしまうということです。

競合と同じような広告になってしまうと、読み手の立場からすれば、どこかで見たことがあるような広告になるので、

「また、あの手の広告ね」

となってしまうので、広告を読んでもらえなくなってしまいます。読んでもらえなくなると、当然、商品も売れません。なので、ヘッドラインの中にあなたの商品が持っているUSPを入れて、他の広告との違いを出すことが重要になります。

※USP
ユニーク・セリング・プロポジションのこと。わかりやすく言うと、「競合が提供できない独自のウリ」です。

パターン4:
ベネフィットも商品名もないけど、興味を引くことができるヘッドライン

ちょっと、これはイメージしにくいかもしれないですが、ネットを見ていて、なんとなくクリックしてしまった記事の見出しや好奇心(だけ)をくすぐることを狙ったヘッドラインといえば、わかりやすいかもしれません。

たとえば、ヘッドラインのサンプルが512個載っているCopy Writing Tool Boxにある

「一人ぼっちのさびしい女の子の日記」(The diary of a lonesome girl)

このヘッドラインはパターン4になるでしょう。このパターン4はうまくいけば、大ヒットするかもしれないのですが、これにも注意点があります。

それは、広告は読まれるけど、「全然、売れない」と、なってしまうこと。ちょっと極端な例ですが、アイドルのスキャンダルを暴露しているようなヘッドラインを書けば、その広告は読まれるかもしれません。(興味のある人は多いですよね)

でも、その広告で売っている商品とつながらなければ、広告は読まれるけど、商品は全然売れない、ということになってしまうので、注意が必要です。

この4つのパターン。

上3つのパターンは、読み手にストレート・直球でアプローチする方法。

4つ目のパターンは変化球アプローチする方法になります。

セールスコピーを学んでいるけど、自分の商品を売るためにどんなセールスコピーを書けばいいか、イマイチ掴みきれないなら、この4つのうち、どのパターンでいくのがいいのか、一度、当てはめて考えてみてください。

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

山田光彦の記事一覧

ブログ一覧へ戻る

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

【ザ・レスポンス】の最新記事をお届けします

ページトップへ
Loading