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3行、3行、3行

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From:寺本隆裕

From:寺本隆裕

「3行、3行、3行って続くのってどう思いますか? これやったら私、上司から めちゃくちゃ怒られるんですけど… 寺本さんってそれ、気にしてますか?」

先日、知人から質問をもらいました。

セールスレターの文章で、

あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ。

あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ。

あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ。

のように、3行の塊が連続すると読みにくくなる。

だからなるべく、

あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ。

あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ、あああああああああああああああああああああ。

あああああああああああああああああああああ。

といったように、行数をバラバラにしなければならない。

ということ。

で、彼は上司にコピーを見せる時、行数がバラバラになってなければ、めちゃくちゃ怒られてしまう。

というのです。

さて、これについてあなたはどう思いますか?

確かに、文章によっては、3,3,3,と続くよりも、バラバラになっていたほうが読みやすいかもしれません。

特に、

「あああああああああああああああああああああ。」

こういった1行のものは、スパイス的に入っていると、文章に勢いが出たり、リズムが付いたりと、いい効果があることがあります。

がしかし、、、僕はこう答えました。

「それは確かに、ライティングのテクニックとしては有効かもしれません。でも、、、その前にやるべきことがたくさんあるんじゃないですか?」

確かに、こういったちょっとしたテクニック、というのは存在します。

そしてそういうのは「トリック的に」反応が上がることがあるので、気にする人は大いに気にするところかもしれません。

が、、、

セールスレターのライティングという、全体の事を考えると、、、

もっともっと重要なものがたくさんあるんじゃないか?と思うわけです。

例えば、

ちゃんと「誰に」そのレターを書いているのかを明確にしているか?とか、その人にちゃんと響くように言葉が「具体的に」なっているか?とか、その人の求める「ベネフィット」が「わかりやすく」訴求されているか?とか、

そのベネフィットを「信じてもらえる」よう、論と証拠でバックアップできてるか?とか、アイディアはインパクトがあるか?とか、レターは「シンプルか?」とか、、、

それができてないのに、「3行ずつになってるのはNG」と、細かい部分にこだわるのはナンセンス。

優先度は、、、

1誰に2何を3どうやって

伝えるか。

fasdf

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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