From:寺本隆裕
From:寺本隆裕
「もしあなたが火災報知機を売りたいなら、広告は炎から始めるべきだ」
現代広告の父デヴィッド・オグルビーはこう言いました。
もしあなたの商品が何らかの問題解決をするものであるなら、このアプローチはとても使えるテクニック。
問題解決ほど売るのが簡単なものはない、とダン・ケネディが言っている通り、
もし見込み客が自分の問題を痛いほど感じていて、そしてその緊急性が高ければ高いほど・・・
その解決策は売りやすい。
これはコピーライティングに限らず、起業・新規ビジネスの参入や、新商品の企画開発、などにも使える考え方。
新規参入に関する鉄板の考え方の1つは、
問題の深いマーケットに入っていって、そこでその問題の解決策を売るということ。
ただ往々にして問題の深刻なマーケット(例えば、ダイエットとか)は、ライバルも多く競争も激しいはずなので、
そこでどのような「ポジショニングを」とっていくのか?
どのように競合との違いを出すのか、というのが重要になってくるわけです。
・・・ちょっと話がそれたのでコピーの話に戻って・・・
ただ、問題の解決を売るのが簡単だからといって、見込み客が問題を「強く」「緊急度の高い」ものだと認識するのを、ただただ「待っているだけ」では商品を売ることが出来ません。
(患者が虫歯になるのを待っているだけの歯医者のようなものです。)
ではどうすればいいかというと、、、
最初に言ったオグルビーの言葉。
「炎から広告を始める」
ということ。
見込み客に、
その問題が起きてしまったシーン、その問題が深刻な状態になったシーン、その問題を放置することで、取り返しの付かないことにいなってしまったシーンを描くのです。
そうして、見込み客がほとんど気にしていなかったような小さな問題が、実はとても深刻であるということを、ショッキングに伝えるのです。
そうすれば、見込み客の中で「問題への正しい理解」が起こり、あなたは問題解決を(つまりあなたの商品を)売ることができるというわけです。
生命保険を売りたければ、霊柩車を見込み客の自宅前に呼ばなければいけません。
fasdf
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