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物販のコピーライティング 基本レッスン

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From:寺本隆裕

「私のやってるのは情報商材の販売じゃなくて物販なんです。
物販にはコピーは使えないですよ。

利益率も低いですし、
そもそも同じ物を売ってる競合がいる中、
どれだけコピーで頑張っても、
価格比較されて安いところで買われて終わりです」

こんなことを思ったことがあるあなたのために、
今日はコピーライティングの基本のおさらいです。

ポイント1)
あなたが売っているのは商品ではなく、結果。

情報であろうが物理的なモノであろうが、
結局それは、見込み客が得たい結果を得たり夢を実現するための
「手段」にすぎません。

ドリルを買うお客さんが欲しいのは、
ドリルそのものではなく「穴」なのです。

つまり図にすると、、、

========================================
現状 →→→→(商品)→→→→→ 得たい結果・夢
========================================

あなたが「本当に」売っているのは、商品そのものではありません。
であれば、商品によってコピーが使える使えない、ということはありません。

見込み客は、どんな痛みから逃れたい?欲求を満たしたい?
どんな感情の変化が欲しい??

で、それに対して、あなたの商品はどのように貢献できる??

それを伝えるのがコピーライティングです。

*決して、商品を「説明する」ものではありません。

ポイント2)
競合と同じ物を売っている時点で勝負は終わっている。

人が商品を買うのは、買うだけの理由があるからです。
理由がなければ買いません。

もしあなたの商品がヨソにもありふれていて、
価格面やサービス面を考慮してもあなたから買う理由がなければ、
あなたからは買ってくれません。

恐らく多くの場合は、同じ商品であれば一番安いところが選ばれます。

なぜならそこには「安さ」という、
明らかな「買う理由」があるからです。

ただ、他と同じ商品を同じように売っていれば、、、
つまり、価格の安さだけを売りにしていたら、
その時点で勝負は終わっています。

ではどうしなければいけないか?

勝負の「ルール」を変更するのです。

つまり、商品を売るのではなく、オファーを売るのです。
これは物販でもインフォ系のコンテンツ・ビジネスでも、全く同じ話です。

僕がオススメする、コピーライティングの3ステップは、

1.誰に言うのか? を決めて

2.何を言うのか? を決めて

3.どう言うのか? を決める ←ここが、実際のセールスレターに現れる文章。

物販では使えない、という意見が出るのは、
この1、2をすっ飛ばして、3だけを見ているということです。

まず、誰がお客さんなのでしょうか?最もコアなお客さんは?
自社のお客さんは誰でしょうか?
どんなお客さんを相手にビジネスをしたいのでしょうか?

そのお客さんは、どんな痛みを感じているのでしょう?
不安は?フラストレーションに思っていることは?
叶えたい欲求は何でしょうか?

まずそれを1で考えるべきです。

次の2、でそのお客さんの痛みを取り除いたり、
不安を解消したり、悩みを解決したり、欲求を叶えてあげるために、、、

あなたはどんなオファーを作ることができるのでしょうか?
それを考える必要があります。

オファーというのは取引の条件のこと。

単に商品を売るのではなく、
商品をセットにして「○○パッケージ」として売るとか、

ちょっとした商品の使い方のDVDや、
あるいは勉強会・講習会などとパッケージにした
「体験」を売るとか。

そしてそれを、全額返金保証付きでやるとか、
あるいは後払いできるようにするとか。

きめ細やかなフォローや人間関係、
個別のカスタマイズやアフターサポート。

など、

単に商品を売る以外に、お客さんにとって魅力的で、
「YES」と言うしかないような抵抗できないオファーを作ってください。

商品+価格

だけのビジネスは、根本的な問題を抱えているということです。
コピーライティングの文章でどうにかなるような問題ではありません。

(自社オリジナル商品の場合でも、
類似商品と比較されているようであれば、
「ルール」がまずいということです。)

ポイント3)
my business is different

これはダン・ケネディがいつも皮肉っぽく言うことなのですが、
このようなコピーやマーケティングの情報を手に入れても、

「私のビジネスは違うから」
「私のビジネスは特殊だから」
「いいアイディアだ。でも、私のビジネスには当てはまらないな」

と言う人がよくいます。

が、、、
これは事実ではなく単なるマインドセットの問題です。

事実、ラスベガスのホテルでも、セールスレターで売れています。
事実、セールスレターで超美人の恋人を見つけた天才コピーライターもいます。
事実、あらゆる業種に、
コピーライティングやセールスレターで成果を出している人がいるのです。

あなたに限って、使えない、なんてことはありません。

ちなみに、粗利が低いということ自体は問題ではありません。

「どうすれば高い粗利をもらいながらお客さんに満足してもらえるか」

ということを考えていない、ということが問題なのです。

我々は考えることが仕事です。
考えて考えて、考えぬいてください。

言い訳ナシ、屁理屈なし(NOBS)です。

PS:
物販コピーの成功事例集はこちら。

http://directlink.jp/tracking/af/251250/VarS7HYL/

PPS
コピーライティングの教科書はこちら。

http://www.theresponsecopy.jp/copywriting_program/

寺本 隆裕

ダイレクト出版取締役。セールスライター兼マーケター。クライアントのためにセールスライティングを請け負う場合、プロジェクト1件で、一流企業のエリートサラリーマンの年収を軽く超える額をチャージ。さらにそこから売上からのロイヤリティがかかる。これほど日本で最高クラスの料金設定にもかかわらず「書いてください」という人が後を絶たない。著書には『ウェブセールスライティング習得ハンドブック』『ダン・ケネディから学ぶ「稼ぐ社長」の作り方』(集英社)がある。

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