From:小川忠洋
From:小川忠洋
大阪のスタバより、、、
これから「コピーライティング虎の穴」の会場に向かう所。ここでは、メンバーの書いたセールスレターのレビューを徹底的に繰り返すと言う事をやっている。人間、実際に、フィードバックを受けたほうが、教材などでノウハウを学ぶよりもはるかに身になるからだ…
会場に行く前に、事前に提出された課題をずーーっと見ていた。4ヶ月目になるこの時点で上達する人はかなり上達している…しかし、まだまだの人はなかなかいいセールスレターを書くことができていない…
違いはなにか?
これは上手いなぁって言うセールスレターを書く人と、う~~~ん微妙だなぁというものを書く人の違いはなんだろうか?みんなが書いたセールスレターをざぁ~~~っと見ていたら、ある事に気がついた…
これをやっている人は、セールスレターの出来がとても良くなっている。しかも、恐らくだが、簡単にできている。一方で、これをやらない人は、、、なかなか、いいコピーが書けていない、、、違いを生み出しているのは何か?
それは、パクる事である…
スワイプファイル(過去に成功した広告のサンプル集)を徹底的にパクって書いている人は、とても上手なものが作れている。(当然と言えば当然だ)しかし、自分なりに作ろうと思っている人は、なかなかいいものを作ることができない…
理由は簡単だ。スワイプファイルにあるようなビジネスで成功した広告ってのは、1週間やそこらで書かれたものではない。10年、20年、30年かけて書かれた広告なのだ。
その10年20年のノウハウ、知識の蓄積をパクるわけだから、いいものができる。そして、パクらないってことは、経験値8ヶ月とかでチャレンジするようなもの。8ヶ月と20年のキャリア。どれくらいの差がつくかはご想像の通りだ…
なぜ人は自分流で書きたがるか?
これはとっても不思議な現象なのだ。大抵の人はセールスレターを書くって言ったら、自分流で書きたがる。習った事を自分でやろうと思って書きたがる。。。ところが、自分流を捨ててる人の方が、いいものができる。
なぜこんなことが起きるか?答えは「エゴ」である。書き手の「エゴ」が、「スゴイものを作りたい」「誰かに見せた時におおぉぉぉって思われたい」「あ、これあの広告のパクリだなって思われたくない」というようなエゴがあるから、、、自分流なのである。
守破離と言う言葉があるが、彼らは離離離である。
広告にエゴなんて必要ない。誰もあなたの自慢話なんて聞きたくない。誰もあなたの技術なんて見たくない。人が見たいのは「自分」に関することなんだ。自分の問題がどう解決するか?って事を知りたいんだ、、自分がやりたいと思っていた願望がどうやって叶うのか?って事を知りたいんだ、、、あなたの話なんて聞きたくないのだ。
米国のトップクラスのコピーライターが開催するセミナーでは、まず最初にやる儀式がある。それは、紙に「私のエゴ」という言葉を大きくかいて、引きちぎってくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に投げ捨てる…という儀式だ。
エゴを捨てる儀式だ…
エゴは仕事をする上で強いモチベーションにはなる。エゴが強ければ、一生懸命、がんばって仕事してその成果を見せつけてやろう!という気概も持てる。しかし、広告にとって、セールスにとって、それは害悪でしかない。
エゴを捨てなさい
それが第一歩だ。それが反応の高いセールスレターを書く第一歩であり、、、それがエゴを満たす第一歩でもある。次にあなたがセールスレターを書くときには、目的をはっきりさせたほうがいい。
* エゴを満たしたいのか?
* 注文が欲しいのか?
-小川忠洋
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