From:寺本隆裕
ダイレクト出版
オフィスに向かう電車の中より、、、
「自分はパソコンを打つのが遅いので、アミボイスを使ってるんです。」
先日東京で開催したネットワークミーティングで、とあるコピーライターと話す機会がありました。
彼は、ウチのパートナー養成講座の受講生。
講座を受講して実際に「メルマガ」ライティングのスキルを身につけたため、ウチから継続的にライティングの仕事をお願いしています。
ちなみにアミボイスというのは、パソコンにインストールして使うソフトのことで、喋った内容を文字にしてくれるというもの。
マイクに向かって「おはよう」としゃべると、画面に「おはよう」の文字が打ち込まれる。
そういうソフトです。
彼がメルマガを書くステップは次の通り。
1.紙に下書きを書く
↓
2.その紙を一晩寝かせる
↓
3.下書きを手書きで修正して清書
↓
4.アミボイスで清書を読み上げる
↓
5.打ち込まれたテキストを編集して仕上げ
・・・というわけです。
こうすることで彼は、「パソコンを打つのが遅い」というのを見事克服し、インターネットマーケティングで必須の「メルマガ・コピー」の仕事を勝ち取ったのです。
「なんだ、そんなソフトがあるなら早く教えてくれよ」
もしかするとあなたはそう思ったかもしれませんが、僕が伝えたい事はそこではありません。
実は彼からは、「成功」に対する本質的な考え方を学ぶことができます。
例えば、「パソコンが苦手」な人の中には、
・どうせパソコンが苦手だから、俺には無理だ。
・パソコンが得意な人はいいよなー。
・何か、別の「儲かる方法」はないのかな。
という風に、パソコンが苦手なことを「言い訳」にする人がいます。
でも彼は違いました。
できないことや問題、障害に注意を向けるのではなく、
「どうすれば、パソコンに早く文字が打てるだろうか?」
という、目的志向で考えていたのです。
パソコンが苦手。
でも、パソコンにたくさんの文字を素早く打たなければならない。
という問題に対する解決策の一つには、
文字を早く打つ練習をする、というのもあるでしょう。(これは僕が推奨しているやり方です)
でも、そうでなくてもいいわけです。彼のように特別なソフトで解決することもできるのです。
そうして彼は、ひとつのコピーライティングのスキルを身に付けました。
完全に未経験だった状態から、実際に、継続的に収入が入るまでの、ビジネスの成功を手にしたのです。
(もっというと彼は、パートナー養成講座に通うお金を節約するために、毎回夜行バスを使っていました)
彼はもうひとつ、僕に話をしてくれました。
「私、お陰様でコピーで収入が入るようになりました。
この小さな成功体験をもっと積み上げていくために、そのお金で”コンサル起業プログラム”にも申し込んだんです。」
さて、これを聞いてあなたはどう思ったでしょうか?
成功のために必要なのは、生まれ持ったスキルでも、環境でも、パソコンができるかどうか、でもありません。
では、必要なのは何なのでしょう?
答えの代わりに、この言葉を紹介しましょう。
『言い訳のうまさと成功は反比例する。他人に対する、あるいは自分自身に対する言い訳がうまい人ほど、成功する可能性は低い。』
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