From:寺本隆裕
※タイトルからわかるとおり、今日のメルマガはいつも以上に注意してお読みください・・・3回シリーズの3回目です。(1回目(前編)はこちら、2回目(中編)はこちら)
ダイレクト出版
大阪の自宅より、、、
成約率を下げる9の方法(その8)
信じられない約束をする。
誰が言ったかは忘れましたが、とあるコピーライターが、
と言っていました。
だからもしあなたが成約率を10分の1に下げたければ、ベネフィットを大げさにして、約束を少し誇張すればいいのです。
簡単。速攻。楽チンです。
例えばダイエットサプリを売る場合、、、
これを毎日飲めば、100%確実に、どんな人でも30日で絶対に-10kg痩せます!!食事制限も運動も不要!
こうするだけ。簡単に、低い成約率を達成することができます。
間違っても、こんな感じにしてはいけません、、、
このサプリを飲んでも絶対に痩せるということはありません。あなたはそのようなことが書いてある広告を見たことがあるかもしれませんし、実際にそのような商品を買ったことがあるかもしれません。でも、このサプリはそんなことを約束することはできませんし、、、我々のようなサプリメント販売業者が、そのようなことを約束するべきでもありません。
なぜなら常識的に考えて、「飲むだけで痩せる」なんてことはありえないからです。ご存知の通り、健康的に痩せるためには、食事のコントロールと適切な運動が絶対条件です。大量の下剤を毎日飲むなどして病的に痩せるのでない以上、「飲むだけで痩せる」というのは誇大表現なのです。
そのため、このサプリを購入いただいても、今までの食生活を続け、運動をせずに痩せるということはできません。本気で痩せたいなら、少しの努力と期間が必要です。
だから、この「少しの努力」ができないのに、飲むだけで痩せたい、と思っている方には、このサプリをお売りすることはできません。なぜならそのような方に買っていただいても、絶対に効果は出ないからです。こちらとしても、一生懸命開発した商品に、「痩せなかったじゃないか」とクレームをもらいたくありませんし、根も葉もない悪い口コミが広がるのも避けたいと思っています。
しかし、、、このサプリは運動に対する脂肪燃焼効率を大幅にアップすることができます。以下のグラフが示すように、運動前にこのサプリを飲んだ場合と飲まなかった場合を比較すると、平均で23.5%脂肪燃焼効果が上がることが報告されています。
あなたは、以下の3つの条件を満たすことができますか?
1:今のあなたの食生活を、サプリメントに特典としてお付けする「ダイエット中に食べてもいい、おいしい食事リスト」に書かれてあるようなものに変えること。
2:1日30分程度、ウォーキングなどの軽い運動をすること。
3:上記の運動の30分前に、このサプリメントXを3錠、コップ一杯の水とともに飲むこと。
あなたがこれらの条件を満たすなら、ぜひ以下のフォームからお申込ください。このサプリメントは、あなたのダイエットをサポートすることをお約束します。
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ね?成約率を下げるのは簡単でしょ??
成約率を下げる9の方法(その9)
ターゲットを広げる(あらゆる人に売ろうとする)
「リッチはニッチにあり」(Rich in Niche)
これはダン・ケネディが口を酸っぱくして言っている言葉。
リッチとは要するにお金のこと。
ニッチとは市場の隙間という意味ですが、ここでケネディが意図しているのは、具体的に誰をターゲットにするのか?という見込み客の絞り込みのことです。
彼は同様の意味を表す言葉として、
「メッセージとマーケットの一致」「ターゲットを絞れば絞るほど、成約率は上がる」
ということを言っています。
だからもしあなたが成約率を下げたければ、
ターゲットを広げるだけ。そのコピーにあらゆる人を反応させようとするだけ。たったそれだけで、簡単に成約率を下げることができます。
市場には商品がありふれています。そしてそれらの商品をなんとか売ろうと企業は広告を出します。
そのため見込み客は日々、大量の広告のシャワーを浴び続けることになります。
そうするとどうなるか?
彼らは無意識的にそれらの広告メッセージを見ないようにします。特に、自分に関係があるかどうか、具体的に言うと、「その広告メッセージを自分は読むべきかどうか」を瞬時に判断する訳です。(そうしなければ、目に入るすべてのものを読むことになります。そんなことはありえません。)
キーワードは、「自分に関係があるかどうか」。
だからターゲットを広げて曖昧にして、見込み客に「自分に関係なさそう」にすれば、そもそもコピーを読まれることはないため、簡単に成約率が下がるのです。
例えば見込み客が左手手首の痛みで悩んでいるとしましょう。成約率を下げるにはこうするのです。
「万能薬。あらゆる体の不調を治します。」
見込み客はきっと、自分のための商品だと気づくことはありません。
しかしこれが、
「左手手首の痛みを治します」だったらどうでしょう?
見込み客は「まさに自分のためにあるような商品だ!」と感じてしまうのです。
つまりこのようにターゲットを絞って、誰に向けてそのコピーを書くのかを明確にすると、
・コピーが具体的になります→特定の人に対して書くわけですから、あらゆる文章が具体的になります。(個人的な1対1の手紙を書くことを想像してみれば、そこにいかに具体的なキーワードが入っているかがわかるでしょう。)
・読者の悩みを深く描写することになります→具体的な悩みとそれに対する共感をコピーに盛り込むことになるため、コピーを読んだ人が「あぁこの人私のことわかってるわ!」という風になります
・その商品の持つベネフィットが見込み客にとってより魅力的になります→ターゲットが明確になればなるほど、その人が持つ欲求をピンポイントでコピーに盛り込むことになります。そもそも、見込み客にとって何がベネフィットになり得るのかを知らなければ、ベネフィットのプレゼンテーションはできないのです。
つまり、
「自分には関係ない」 →→→ 「まさにオレのためのものだ!」
ということになり、成約率が上がってしまうのです。
一方ターゲットを広げることにより、これとは逆の現象が起こります。
・その商品を買うことによって解決できる見込み客の悩みや問題がぼやっとする。・見込み客が得られるベネフィットがぼやっとする。あるいは欲しくないベネフィットが手に入る印象を受ける。・そもそも、自分のための商品だということに気がつかない。
ということになり、成約率は大きく下げられるわけです。
これについて以前書いたレポートが役に立つと思います。ここからダウンロードできます。
http://theresponsecopy.s3.amazonaws.com/pikuri.pdf
fasdf
PS:
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