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恥ずかしいです。

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From:小川忠洋

From:小川忠洋

大阪のスタバより、、、

「穴があったら入りたい」そんな気分を味わった事があるだろうか?先週、セールスレターを書いた時、僕はまさにそんな状態だった。あなたもセールスレターを書くとき、このちょっとした事をやれば、成果は格段に変わるだろう・・・

それは、池本さんのセミナーのセールスレターを書き終わった時だった。いつもセールスレターは、ヘッドラインとリードの部分がとっても苦労するんだけど、今回のセミナーは、かなり簡単に書けた。

かなり簡単に書けただけでなく、われながら、「うーん。いい感じやなぁー」と思うくらいの出来栄えだった。なんで、簡単にいい感じのモノができたかって言うと、書く前から、ある程度のアイディアが頭の中に思い描いていたからだ。何故アイディアが思い描けたか?

売れるコピーが簡単に書けるのは? 
理由は簡単。その商品(今回は池本さんのセミナー)の売りがハッキリしていたからだ。つまり、残念ながら、ぼくの才能があったわけではなく、素材が良かったって事だ。

素材が良ければ、コピーは簡単にかける。素材が悪ければ、売れるコピーを書くのは修行みたいなもん。素材が悪いと、何日間も迷走して、最終、どーしょーもないものが出来上がり、自己嫌悪でレターを破り捨ててしまいたくなるだろう。

だからこそ、書く前のリサーチが重要なのである。書くべきことを発見するのがリサーチ。書くことが既にあれば、だれだってそれなりのものを書くことができる。

天国から地獄 
できあがった池本さんのセールスレターのヘッドラインとリードを見て、僕は酔いしれた(笑)『うーーーん。いい感じや。おれって天才ちゃうか。こんないい感じのものがこんな短期間でかけるなんて・・・』ま、素材が良かったのを込みで考えても、、、

『うーーーん。いい感じや。』

さながら、できあがった陶器を細い満足気な目で見る陶芸家のようである。そして、そのコピーを寺本に送って『これ、どう?』と投げてみる。フッフッフ、きっと「すげぇーいい感じっすね♪」って言う返事が帰ってくるに違いないと思い、返信を待つ。

きっとこの時の僕はさぞ「ドヤ顔」をしていたに違いない。もし、Gメールでドヤ顔のアイコンがあれば、そのアイコンを2~3個使っていただろう。(ドヤ顔の顔文字があれば、是非教えて欲しい。)

しかし返ってきた返事は、、、

『小川さん、これ、誰のためのセミナーかよく分からないですね。なんか、ハードル高そうって感じです!』 
ま、ま、まじぃー?ドヤ顔が一瞬で消えた時だった。こいつは年配者にたいする礼儀ってものを知らねぇーのかと思いながら、指摘された部分を見てみると、、、、

た、た、確かに、、、

認めざるを得ない。おおおぉぉぉぉぉーーこんなのに酔いしれていたオレは一体、何だったんだぁーーーと後悔の嵐やら恥ずかしいやら、、、穴があったら入りたいとはこの状況である。その後、指摘された部分を、シコシコと修正するのであった。

教訓:エゴか売上か 
ビジネスは、自己主張の場ではない。岡目八目という言葉がある。自分がどんなに素晴らしいコピー、素晴らしい商品、素晴らしいオファー、素晴らしいなにがしを作ったと思い込んでいても、それが本当に素晴らしいとは限らない。

特にセールスレターのようなクリエイティブ系の事では、人は自分が作ったものに酔いしれていしまう。(おれだけか?)なので、他人の意見を聞かなければいけない。実際に、広告を出すまえに、他人の意見を聞けば、ちょっとした、ミスでお金を失わなくてすむ。

セールスレター、広告ってのは真剣勝負だから、間違いは許されない。あ、注文ページのリンク忘れてた、なんて間違いは、許されない。あ、ヘッドライン意味不明だった、なんて間違いは許されない。そういう間違いの許されないような仕事だからこそ、他人にチェックしてもらおう。

自分よりも他人の方が、圧倒的によく見れる。パイロットがチェックリストを使って飛行機を運転するように、セールスレターを書く時も、このようなチェック体制が必要だ。

自己主張したいなら、レターの反応の事は忘れなければいけない。レターの反応が欲しいなら、エゴは捨てるべし。

小川忠洋 

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小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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