From:ダン・ケネディ
From:ダン・ケネディ
前回は、大きく考えて大きな結果を掴む方法についてお話ししました。
今回は、行動を起こす前に「計画」を立てる、つまり、下調べをきちんとしてから行動を起こすことについてです。
ドナルド・トランプの関連企業でのポストを巡って、毎回新しい挑戦者たちが競い合うこの番組の中で、「アイデア」を思いついて行動に移す前に、誰一人として下調べをきちんとしていないことに、私は毎回びっくりさせられます。
同じようなことが、私のクライアントの中にも見られます。
情報が空っぽなのに、彼らはその状態でビジネスを始めてしまっています。
どうしてこんなことが起きるのでしょうか?
こういった理由が考えられます。どんな場合であれです。
そもそも、ほとんどの起業家たちは「計画」を立てるということをしているとは私には思えません。下調べをきちんとしてから行動を起こすといったことができていないのです。
結局得なのは?
私は違います。自分が周囲の起業家と比べるといかに違っているかを実感しています。
例えば、新しい「ネタ」を発見した時は、まず、それが何であろうとできる限り情報を集め、内容を把握し、分類し、分析し、熟慮し、数人のサウンディング・ボード(ご意見番)に話して反応をみます。
離婚をする時も、私は本屋や図書館に足を運んで調べ、インターネットでも情報を集めました。
糖尿病と診断された時も、あまり詳しくない分野のコピーライティングの仕事を請け負った時も、同じことをしました。
私はなるべく多くの情報を集めてからビジネスをしようと心がけています。
始める前に計画を立て、徹底的に下調べをすることで、正しい発想を正しいと判断して、誤った発想を却下するのです。
そうすることで、最終的には、
を全部叶えることができるのです。
始める前に準備をしましょう!
もし、あなたに突然レストランの営業という仕事が回ってきたとしたらどうしますか?
あなたには全くノウハウがありません。しかし、引き継ぎまでの時間は8時間あります。このとき、あなたはその8時間をどう使うでしょうか?
まず情報を集めるでしょうか。いきなり営業を始めるでしょうか。
私は、あなたが前者のほうであることを祈るばかりです。
使ったことのない機械を目の前にしたとき、いきなり電源を入れて操作しようなどとは考えないでください。
次回をお楽しみに。
ダン・ケネディ
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