From:中谷佳正
いや〜。やっと骨折のギプス取れました。トレーニング中の不注意で、肘を骨折して、、、1ヶ月ギブス生活してたんですが、自己管理大事ですね。結構、テンションも下がりました(笑)
肉体と精神はやはり強く関連してると。。。利き腕じゃなくて良かったです。そんな中でもコツコツ仕事している訳ですが、先日、
「競合に負けないようにするにはどうしたら良いでしょうか?」そんな質問を僕の運営している塾の方から受けました。
これって非常に多くの経営者が思っていることだろうなと思ったので、僕なりの考え方をシェアさせていただきます、、、
彼を知り己を知れば、百戦殆からず。
彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し。
聞いたことがあるかもしれませんね。孫子からの引用です。
この言葉って2,500年ほど前に書かれたって言われているんですが、、、
どれだけの経営者がこの言葉を活用しているのだろうって思います。
競合を理解して、自社を理解していれば、負けない。
競合を理解せず、自社を理解していれば、引き分け。
競合を理解せず、自社を理解していなければ、負ける。
簡単に言うとこういうことになりますね?
だから競合に負けないようにするには、競合を理解して、自社を理解するっていうのが良いんだと思います。
ここまではよく聞く話かもしれませんね?
じゃあ、競合を理解するってどうやるの?ってなりますよね。
そこで、リサーチという言葉が出てくるあなたはとても勉強されていらっしゃると思います。
僕はリバースエンジニアリングという言葉の方がしっくり来るんですが、、、
簡単に言うと、工業製品とかソフトウェアとかを分解して中身を調べることです。インターネットの世界だと、ソーシャルゲーム業界とかは、リバースエンジニアリングが盛んに行われています。
そうやって常に競合を調査してるんですね。。。
で、競合に負けないようにするためには、このリバースエンジニアリングをあなたにやって欲しいなと思います。
はいはい。やってる、やってる。という声が聞こえてきそうですが(笑)
でも、それって商品に対してじゃないですか?
ここでお話しているリバースエンジニアリングは、商品ではなく競合がやってることに対して実施して欲しいということなんですよ。
もちろん、商品に対するリバースエンジニアリングも必要だと、、、でも、もっと注目していただきたいのは、競合がやってることのほうです。
はいはい。やってる、やってる。という声がまた聞こえてきますね(笑)
でも、それってマーケティングに対してじゃないですか?
例えばホームページにどういうことを掲載しているのかとか、メルマガをやってるかとか、ブログをやってるかとか、そういうことを調べてるんじゃないでしょうか?
そして、それをマネしようと。。。
たとえあなたが優秀なビジネスマンであっても、この段階でリバースエンジニアリングをしてると思い込んでいるのではないかと思います。
本当にリバースエンジニアリングをしないといけないのは、、、
マーケティングシステム
に対してですね。。。
つまり、メルマガをやってるかどうか、は重要であって重要ではないんですよ。だって、メルマガやってるけど、効果ない・・・みたいな話多いですよね。。。
だから、メルマガだけをマネしても意味がないってこと。実際には顧客がどうやってメルマガに登録をしようと思うのかの方が大事。。。
そして、メルマガ登録をした後、どんなメルマガが送られてくるのかをあなたが知ることが大事なんです。
そのメルマガがどんな頻度で顧客に送られてきて、どんな効果を狙って送られてくるのかをあなたは調べる必要があります。どうやってメルマガから商品の購入に至るのかや、商品の購入に至った顧客には何が送られてくるのかも、知っておくといいですね。。。
商品購入後に同梱で送られてきたものによって、顧客はいったいどんな心理になるのか、そして顧客がリピートする為に競合はそこから何をしているのか。。。
あなたにはそういったことをリバースエンジニアリングして欲しいのです。
じゃあ、リバースエンジニアリングはどうやってやるの?ってなると思いますが、もうお分かりですよね?
つまり、リバースエンジニアリングをしようと思うと、あなたは競合の顧客にならないといけないってことです。
嫌だ?(笑)
ご存知だと思いますけど、新しい車が発売されたら、大手自動車メーカーでも競合から買ってますね・・・
彼らの場合はどちらかというと、商品の技術を調査しているんだと思いますが、上場しているような、一流の企業であっても、あえて顧客になることでリバースエンジニアリングをしてるんです。
だから、あなたも競合の顧客になるなんて嫌だとか言わずに、ぜひやってみてください。そして、商品だけではなくて、マーケティングだけではなくて、マーケティングシステムについてリバースエンジニアリングをしてみてください。
まずは、メルマガ登録とか、資料請求なんてのも良いと思いますよ。それが必ず「彼を知る」ってことに繋がりますからね。
これはダン・ケネディも言ってること。。。リバースエンジニアリングが適切にできれば、あなたは競合に負けない為の半分の条件を手に入れたことになります。
あとは自社の理解が正しければ、百戦危うからずです!
中谷佳正
P.S.
今週から折れた腕のリハビリ・・・がんばります!
↓↓↓
http://www.winks.jp/5step_groupmeeting/
※こちらは有限会社WINKS様のお知らせとなります。
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