From:池本克之

ダントツのナンバーワン

私が通販のセミナーをすると必ずされる質問。
「売れる商品はどうやって作ればいいのか？」
確かに売れる商品がある方がないよりはずっといい。
そんなことが簡単にできるほどビジネスは甘くないのはわかっている。まったくその通りなのだ。

これさえわかれば

もしも、売れる商品の作り方が手に入れば、どんなに楽に稼げるビジネスができるだろうか。
誰だってそう思う。だからそのテクニックを知りたがるのだ。
例えば、「集客はある程度できるのだが、購入率やリピート率が低いので、最終的な利益が思ったほど上がらないのは商品力に問題はあるのでしょうか？どうしたら、もっと売れる商品を作れるのでしょうか？」といった質問だ。
確かに、商品に問題はありそうだ。

売上は商品で決まるのか

売上を伸ばすには、商品力が大切だ。もっと売りたい、利益が欲しい。とにかく稼ぎたい。
でも、そういう目先のことにとらわれていると
「なぜ通販で売りたいのか？」
「なぜその商品を売っているのか？」
「売れたそれをもとに何がしたいのか？」
こうした質問にはほとんど答えられないのだ。

なぜなぜ星人

通販ビジネスを始めようという人は、なぜ通販を選ぶのでしょうか？
効率よく、楽に儲かりそうだからでしょうか？
では、通販ビジネスをいつまでに、どれくらいの規模にしたいのですか？
質問ばかりだが、もうひとつだけ。
それを達成することでどうなりたいのでしょうか？
つまり、長期的なビジョンを問うているのだ。

ハッキリしておこう

まず、売って売って売りまくって、たっぷり稼ぐのは良いことです。
それだけ、求めている人がいるってことだから、商品を通じて問題を解決することは素晴らしい貢献なのだ。しかし、もっと素晴らしいのは、その売って売って売りまくってをいつまでも長く続けることだ。
そのためには戦略が必要で、戦略を考えるにはビジョンが必要だ。
家を建てるには基礎が必要で、基礎を固めるには設計図が必要なのだ。
ものには順序ってものがある。設計図もなしに家を建て始めるとどうなるかは、想像がつくはずだ。

どっちがいい？

毎月1000万円の利益が出るけれど、お金のためにやりたくないビジネスをやっている。
毎月の利益は100万円だけれど、なりたい姿に向かっているので楽しい。
どちらかを選ぶとしたら、そうは言っても1000万円は捨てられない。
私もそうかもしれなません。
ところが、ビジネスを長く続けるためにはなりたい姿に向かっている感覚は大事なのだ。
例えば、競合商品が大量に登場して、売上が落ちたと時に大事なのことは、なぜこのビジネスを始めたのかの基本に戻って戦略を考え直すことだ。

売れる商品はある

なぜ通販ビジネスをするのかという基本のビジョンがないのに、目先のテクニックばかりを追いかけて、とにかく売れる商品を探しまわる。
その前に、あなたのビジョンは何なのかを明確にしてほしいのだ。
売れる商品はその先に見つけられるのだ。

ー池本　克之

PS：

→ http://www.listenit.jp/goods/index.html