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儲けろ

2011.3.28 | ,
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From:小川忠洋

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【ザ・レスポンス】社長の通信講座 購読者のみなさまへ

震災から17日が経過しましたが、被災者の方々は依然厳しい状況におられ、あらためてお見舞い申し上げます。一方、社会は少しずつ落ち着きを取り戻し、復興に向けた動きも日増しに広がっています。今後は、日本全体で復興に向けた歩みを力強く進めていかなければなりません。

私どもダイレクト出版でも、価値のある知識・アイデア・コンセプトをみなさまにお伝えすることを通し社会に貢献していきたいと、決意を新たにしています。一緒にこの困難を乗り越えて行きましょう。本日より【ザ・レスポンス】社長の通信講座の日刊メルマガを再開いたします。

2011年3月28日(月)

ダイレクト出版株式会社

代表取締役  小川 忠洋

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From:小川忠洋

沖縄のスタバより、、、

今日からレスポンスが再開。どんな言葉で再開をスタートすればいいか、正直迷った。というのも、我々が経験したこの大地震は、被災地だけでなく、日本全国に大ダメージを与えたからだ。

誰もが地震の事で頭がいっぱいだっただろうし、今も、いっぱいかもしれない。僕は、地震が起きた時、関空にいた。沖縄行きの飛行機に乗る10分ほど前の事だった。本を読んでいて、最初は立ちくらみかな、と思ったが、外を見ると、建物が揺れているのが分かった。

どうやら大きな地震があったらしい、というニュースがながれていた。僕の実家の栃木県でも震度6強という発表があった。6強ってのは、僕は経験した事のない数値だったので、もしかしたら、、、と不安に思った。田舎の父に電話したがつながらない。何度か連絡してもつながらない。そのまま飛行機に搭乗した。

正直、死んだかもしれない。と思った。幸い、数時間後に電話がつながって、『家の屋根が崩れたくらい』だという。無事で良かった。ところで、父がまさか・・・!と思った時、一番、思ったのは孫にもっと会わせていれば良かった。それだけを強く後悔したが、幸い彼は無事だったので、これからたくさん孫に会わせてあげようと思う。

それから、地震の被害が分かってくるほど、とんでもない事が起きているという事を実感してきた。その事は、僕がいまさらここで話さなくても、TVでもネットでも毎日のように流れているし、あなたも同じような心配や不安を抱えた事だと思う。

もう一つの大きな被害

地震や原発の物理的な被害は甚大だった。しかし、それ以外にももう一つ、とんでもなく大きな被害が多くの人を襲っている。それは、心理的な被害である。

人の心の問題だ。今回の地震の大きな被害、原発の恐怖で『恐れ』という大きな心理的被害が、多くの人を襲っている。そして、その被害は、これからもずっと続くかもしれない。

「恐れ」に覆われた心は、行動を起こす事ができず、他人を批判し、生産的な事ができなくなる。不謹慎だとか言って経済活動にムダなブレーキがかかる。

しかし「恐れ」というのは、不安や心配と同じく、百害あって一利なしだ。ほとんど人の恐れは現実のものにはならない。しかし、それを持っていると、ただそれだけで、あなたの生み出す仕事上の成果、毎日の満足感は大幅に下がる。(恐れは無知から来るので、最も効果的なのは正確で専門性の高い知識・情報を持つ事だ)

これから、我々はこの恐れと
戦っていかなければいけない

社長・起業家としてやるべき事

我々、社長、起業家がやるべき事。それは、儲ける事だ。商売をする事である。いい商品・サービスを売る事である。それも、いつも以上に売る事だ。そして、人々の心から”恐れ”を取っ払う事である。

我々が売らなければ、経済が回らない。我々が”恐れ”に屈していては、我々が恐れから来る”批判”に屈していては、誰も豊かにならない。顧客も社員も取引先も、それから、その人たちの周りにいる人も、、、

我々が止まったら、経済は止まって悪くなる一方だ。

自分たちで食い止めなければいけない。自分たちのこの手で食い止めなければいけない。がんがんマーケティングして、がんがんセールスして、がんがん売上げをあげよう。

起業家というのは、全てのスタート地点になる存在だ。全ての経済活動のスタート地点。起業家は、ゼロから事を起こす。たとえ今回のような大災害にあったとしても、事を起こし始める人。それが起業家だ。

頭を使って儲けよ

今こそ、頭を使って儲ける時だ。チャリティや募金も大切。しかし、それだけが全てではない。そればかりに頭を取られてはいけない。我々は起業家、ビジネスを作らなければいけない。プロジェクトを起こして、自分たちの会社で利益をあげなければいけない。

他人を助ける事ができるのは、しっかりと自立している人だけだと僕は思う。7つの習慣では、まず最初に自立がある。何が言いたいかというと、我々はこんな時でも、自社のビジネスの事を考えなければいけないという事。それができたら、他人を助ける事を考えるべきだという事。

顧客はあなたを求めている

こんな時だから、誰も自分の所の商品なんか買う気が起きないだろう・・・そう思うかもしれない。しかし、それは完全なる間違いだ。というのも、前から広告を出している商品があるんだが、この震災が起きてからというものの、その商品が売れなくなるどころか、今まで最高の売上げ記録を更新している。前の最高記録の最大で2倍近く売れていた。

正直このデータには僕もビックリした。が、事実、売れているのである。いろいろな要因があるとは思うが、これは、顧客があなたの商品を求めている何よりの証拠である。

ここを忘れてはいけない。

あなたの見込み客は、あなたの顧客は、あなたの商品・サービスを今、現在、こんな時でも求めているのだ。あなたがビビっている場合ではない。

儲けよ。売ろう。今すぐ。

小川忠洋 

PS:こんな時だが、沖縄で無事、第二子が産まれた。その話はまた別の機会に。。。

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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