From:北岡秀紀
FROM:北岡秀紀
もしあなたが人脈でビジネスを起こしたい、大きくしたいなら次の3つの方法を覚えておいくといいでしょう。
情熱で人を巻き込むパターン。
よく本や自己啓発書なんかで書いてあるような話ですね。
でも、正直に言って、単に情熱だけでうまく言っている話はほとんどみた事がありません。
それだけ珍しくドラマチックだからこそ、本になったりする訳ですが。
第三者的にみて、情熱で人脈を構築したと言っている人は、人脈がなくても成功するタイ
プだよねって人ばかりです。
ビジネスのスキルはなくても、コミュニケーション能力が高かったり、いい意味で自分に
自信を持っていたり、人なつっこかったり。
そりゃ、成功者側も成功確率が低そうなヤツとお友達になんかなりたくないですから。
私も自分のビジネスに情熱を捧げている人は大好きです。
でも、暑苦しさをこちらにまでまき散らす人とは正直お付き合いしたくありません。手書きで「今日はありがとうございました」みたいなFAXを送ってくるヤツとか。この手の人は情熱があるのではなく、情熱がある風に見せてるだけなんですけどね。
必要を感じているけれど、他の人が持っていないスキルを提供できるなら、人脈を作るのは簡単。
「私が●●をやってあげます。」と言うだけです。
そういえば、「ホームページ作らせてください」で、もの凄い人脈を獲得していた人はかなり見ましたね。
3~4年前くらいまで、「こんな大物が!」という人がホームページを持っていなかったりしました。
こんな人の顔を全面に出したホームページなんか作った日には、「お前はエラい!」とかわいがってくれました。
タダで何かをやってあげれば、当然、向こうもかわいがってくれます。
人脈を作るのに一番簡単なのがお金を払うことです。
お友達になりたい人の高い商品を買うなりしてお客になることです。
お客になれば、相手も無下には断れません。
当然ですが、一番高い商品を買う。継続的に買うことです。
安い商品でお客様面するヤツだ、と評価されてしまえばおしまいです。
慈善家みたいな人が「出世してからでいいよ」なんて言ってくれる、いわゆるメンターみたいな人は、まァいませんから。
たっぷりお金を払って、何度も会う。
これが一番の人脈構築法です。
名刺は捨てる!
こうやって人脈を作っていくのですが、勘違いしがちなのが名刺の数=人脈の数と思っている「人脈マニア」が多いこと。
何か困ったときに電話してタダでも助けてくれるのが最高の人脈です。
次点は何かWin Winになる形で提供し合える間柄です。
それ以下は、ただの知り合い。一回会っただけです。
では、どうすれば人脈が本当の人脈になるのか?
私が提案するのはもらった名刺は捨てることです。
あなたの名刺ファイルの中にある名刺の中で、会った日の挨拶メール以外でやり取りした人は何%でしょうか?
私は1%以下でした。おそらく多い人でも3~5%というところでしょう。
ならば、挨拶のメールだけは送って、捨てる。
で、またどうしても会いたいなと思えるような人であったら、同じタイミングで次のアポを取る。
そう思わなければ、また、縁があって会うことがあれば連絡先を交換すればいい。
そんな風に割り切るのです。
この人とつながれば人脈になるからと名刺を放置しておいても、いつまでも人脈にはなりません。
ならば、捨てるorつながる。
どちらかに決めるのです。
人脈なんていらない
・・・とここまで、人脈を作り方をお話ししておいて矛盾するようですが、実際のところ人脈がないとビジネスがうまくいかないなんていうことはありません。
「人脈があればうまくいくのに・・・」と思う気持ちは分からないでもありません。実際、私も起業したてのころ、情報起業家が知り合い同士でお客さんを紹介し合って儲けているのを見て、「あ~あのコミュニティに入れたら・・・」なんて思ったこともありましたから。
でも、よくよく周りのうまく言っている経営者を見ると、人脈で成功している人ってほとんどいません。
むしろ今までの人脈頼りで起業したら、勤めていた会社の看板がなくなった瞬間、その人たちが離れていく。
アテにしていた人脈が全部ダメでビジネスがうまくいかない、というパターンの方が多いです。
あなたの専門分野を磨く。
そして、その専門分野を欲していて、あなたも好きになれる人と友達になる。
人脈は作るものではなく、結果的にできるものだ、思うほうがうまくいきます。
昨日の小川さんのエントリーと同じくどんな価値を提供できるか?です。
【邪魔の入らない週末こそ!社長のためのアクションプラン】
あなたが得たい人脈は?
その人が欲している価値はなんでしょうか?
ー 北岡秀紀
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