From:ダン・ケネディ
1月17日までに私の口座に振り込まれた料金や、今年決まっている仕事を合計すると、すでに年間所得目標の34%を達成していました。
これは良いスタートだと思いますよ。この時点で私の年間実労働日数が5%なのに対し、目標所得額の34%はもう帳簿についているのですからね。
祝日や休暇予定日、会計士との面談などで実質的に仕事ができない日を除く正確な実労働日数を割り出すと、私の稼働日は250日になります。
私は年間目標額を日割り計算し、毎日の収入がそれよりプラス、またはマイナスだったかをチェックしていますよ。プラスにならない日が続くと、どんどんイライラしてきて怒りっぽくなりますね。1人で仕事をしていると髭を剃るのは忘れますが、毎日計算だけは欠かしません。
この事実は重要な2つのことを示しています。1つ目は私が所得目標を掲げていること、2つ目はその目標に対する現状を日々確認していることです。
あなたも私と同じようにするべきですよ。新しい年が始まる前に目標とする最高年間所得額をあらかじめ決定し、1年間の総所得一覧表を作成します。それは、私への「入金」が、どこから、いつ、何の仕事でされるのかをすぐ分かるようにします。
この表を見れば目標達成までにどの程度心配し、戦略を練り、クライアントや見込み客の関心を引く必要があるのかがすぐに分かります。
そして、これはあまり重要ではない、もしくは価値のない案件を断る目安にもなってくれるのです。
私は入金されたもの、これから支払われるもの、契約が取り交わされたものを計算し日々確認しています。
ついでながら、これは小売店、レストラン、慈善事業、サービス業、インフォ・マーケティングなど様々なビジネスに適用することができ、どのように運営管理をするかにおいても非常に役立つ方法です。私がそれらのビジネス経営者ならば、すべてのクライアント、顧客、患者、ドナーの一覧表を作成し、年間の最低売上金額を設定するでしょう。そして、その売上合計額と年間目標所得との差額を埋める方法を考えます。
ここで2つの重要な任務があります。
ところで、私には目標とする純資産額もあります。その目標を月間、さらには年間で達成するために収入をどこから得て、どのように動かし守っていくのかというプランも作っています。
もちろん、金銭以外の別の目標も持っていますよ。しかし、それらの進歩は図りづらく、達成もより難しくなります。
ちなみに、私は「断捨離」一覧表も作り、毎年更新していますよ。
目標がなければ、あなたは盲目の弓の射手です。ほかの選手より不利ですし、矢とエネルギーを無駄遣いし、自分と周りの人々にも危険が及びます。
しかし、目標は掲げるだけでは達成できません。
あなたが目標を設定しただけで終わりにしてしまっては、達成する努力をほとんどしない大多数の人たちと同じになってしまいます。
あなたが今年の目標を達成したいと思うなら、固い決意で、現実的な「目標管理」をしていく必要があります。
「考えていれば実現する」などと妄想的な戯言を信じている人があまりにも多いですが、あなたはそうであってはいけません。
あなたは現時点で、目標の年間所得額をどれくらい達成していますか。もし、出遅れているのならそれをどのように補いますか?
-ダン・ケネディ
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