From:西埜巧祐
@品川のスタバより…
さてGWも残りもう少し。いかがお過ごしでしたでしょうか?GWで色々な本を読みました。その中で、面白い発見をシェアします。
1911年10月、2つの探検隊が南極に行きました。南極点に旗を打ち立てれば、人類初の快挙です。この2つの探検隊に差はありません。時期も同じ。準備する期間、資金はほぼ同じです。ですが、結果は見事に別れました。
1つの探検隊は、無事に南極点に旗を立てました。そして無事に母国へ帰ることができました。もう1つの探検隊はなんと、全滅したのです。誰1人として、帰ることができませんでした…
何が違いをもたらしたのでしょうか?
成功した探検隊のリーダーは、アムンゼン。そして失敗した探検隊はスコットがリーダーでした。この2人の違いは、南極探検に出る前の準備にあります。
アムンゼンは、「これでもか」というくらい準備に余念がない人でした。良い例は、エスキモーの弟子入りです。とーーーっても寒い状況下で、どうやって暮らせばいいか?すでにやっている人から学ぼうとしたのです。
その結果、アムンゼンは多くのことを学びました。エスキモーは、犬を使ってソリ移動をしていること。急いで移動したりしないこと。彼らの服は「通気性」に優れていること…。それ以外にも多くのことを学んでいます。
一方、スコットは何をしたのか?そう。何もしていなかったのです。
いざ南極探検の時、明確な違いが出ました。
例えば彼らの移動手段。スコットは雪上自動車と馬で移動を考えていました。アムンゼンはもちろん、犬を使った移動です。
スコットの考えた移動手段は、寒さですぐにダメになりました。なので、徒歩での移動を余儀なくされたのです。アムンゼンが考えた犬の移動手段は、帰還する時まで使うことができました。
それ以外にも、食料は補給品の量の違いもあります。スコットは1トン用意していました。しかし、アムンゼンは最悪の事態を想定していて、3トン用意していました…
これだけではありませんが、このように多くの違いがあるわけです。何もスタートしてからではなく、スタートする前の段階で大きな違いがあったのです。
アムンゼンは、とにかく悲観的でした。彼らは、スコットの探検隊が先に南極点にたどり着くことも想定して、準備をしていたそうです。世界的なDRMの権威であるダン・ケネディは「成功者は楽観的だけれど、悲観的に準備をする」と言っていますが、まさにそうではないでしょうか。
何かをする時、あらゆるパターンを想定して、準備をする。それこそが、成功するための方法なわけです。こういう準備は、あまりスポットライトが当たりません。でも、成功している人の多くは、計画に余念がありません。
あらゆるパターンを考えるわけです。売れなかったら、Bパターン、Cパターンの売り方を用意しておくのです。それでも売れないなら、引っ込めてその期間の売上を充当するために、鉄板の売れる商品を用意しておくのです。
やることを成功に導くには、そういう準備にこそ鍵があります。始まってからでは、遅いのです。なので、あらゆるパターンを想定して、準備をしましょう。
-西埜巧祐
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