From:北岡秀紀
組織が大きくなるほど必ず起こるのがマネジメント上の悩み。
モチベーションやスキルが低い…
教えても仕事を覚えてくれない…
お客さんにとんでもないことを言ったりやったりする…
すぐやめる…
色々な形で相談を受けますが、まとめると「思った通りにスタッフが動いてくれない」ということだと思います。
極端な話、モチベーションが低くても、スキルがなくても、あなたの思った通りにお客さんと接してくれたら?仕事をしてくれれば?
全く問題ありません。
世の中にはたくさんのマネジメントの書籍が大量に並んでいます。
その手の研修もたくさんあります。
そこには、どうやって部下をモチベートするのか、成長させるのかということが書かれていますが…
それらはあくまでもマネジメントの手段です。
マネジメント本来の目的は「どうやったら思った通りにスタッフが動いてくれるのか」ということのはず。
この目的を果たせるのであれば手段はどうでもいい、と考えると一気に楽になります。
具体的には…冒頭のようなマネジメント上の相談を受けたとき、私はスタッフのモチベーションやスキルを一旦無視します。
先に、社内の仕事を見直すことを推奨します。
教えなくてもいいくらい簡単にしてみる、シンプルにしてみる、ということを考えてもらいます。
いやいやそんな簡単にするなんて簡単にできるわけがない!という反論を受けます。
が、私の経験上、それが全くできないということはありません。
例えば、コンサルティング。
一般的に言えば、高度な知識とスキルが求められます。
しかし、我々が提供している『インターネットマーケティングコンサルタント養成講座』はお客さんの典型的な悩みと解決策をチェックリスト化することによって、誰もがコンサルティングをできるようにしてしまったわけです。
もちろん全ての業務を100%簡素化することはできないでしょう。
上記でチェックリスト化したと言っているコンサルティングの知識やスキルも全ての範囲ではありません。
「インターネットマーケティング」という限られた範囲のみの知識やスキルです。
でも、よく使う部分だけでも簡素化することができれば、知識やスキルが低い人でも活躍できる範囲が広がっていきます。
そして、このよく使う部分が簡単になると、結果、その他の複雑な部分を覚える時間もできます。
結果、すべての仕事をマスターできるということになります。
マネジメントって人の問題と思いがちです。
でも、実は、仕事そのものの問題であることがとても多いです。
あなたの会社の仕事は、簡素化できているでしょうか?
-北岡秀紀
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