From:北岡秀紀
夫婦仲がうまくいっていない…
経営の相談の延長でこの手の相談に乗ることがよくあります。
クライアントのAさんもそんな1人。
色々アドバイスをした結果、彼は夫婦仲を復活させることができました。
彼曰く、私のアドバイスの中で一番効いたのは「トレーニングをしろ」ということだったそうです。
ここでのトレーニングというのは夫婦仲のコミュニケーションのトレーニング…ではなく一般的な意味でのトレーニング。
フィットネスとかの運動のことです。
なんでフィットネスが夫婦仲に関係があるの?と思われたかもしれません。
が、関係は大アリです。
夫婦関係に限らず健全な人間関係の基本は相手と良質なコミュニケーションをとることです。
スマホを見ながらではなく、言いたいことを言い放つのでもなく、相手の話を途中で遮ることなくじっくりと聞くことです。
これって実際にやってみると分かりますが、意外と疲れます。
コンサルタントの方であれば、クライアントと面談後、ドっと疲れたという経験があるかもしれません。
社長であれば大きな案件の商談の後の感じを思い出してください。
あの感じです。
で、私が夫婦仲の改善のアドバイスの中にトレーニングを入れたのは、まさにこれが理由です。
定期的なトレーニングをすることで体力をつける。
仕事をして帰ってきたときにコミュニケーションできるだけのエネルギーを残せるようにしよう、というわけです。
そして、あなたにパートナーがいなくても今回の話は重要です。
夫婦関係を「大切な仕事」と読み替えてください。
これから起業したいという人は会社での仕事を終えてから、起業のための活動や勉強をします。
でも、思った通りやるのってかなり大変です。
それは仕事が押してしまって物理的な時間がなくなるということもありますが、グッタリしてやる気が出ないのも大きな要因です。
だから、本来、大切な仕事は朝イチにやるのが正解。
それはわかっているけれど、なかなか難しいのも事実。
ならば、トレーニングをして体力をつける。
エネルギーレベルをあげることで、夜でも大切な仕事が(ある程度ですが)できるようになります。
大切な仕事も午前中にできないのに、トレーニングに時間をとれるはずがないと思うかもしれません。
でも、トレーニングって別にジムにいくだけがトレーニングではありません。
立って仕事をする。(弊社の場合、ルームランナー付きのスタンディングデスクがあります。)
休憩中にダンベルをあげてみる。
歩きや自転車で出勤する。
工夫次第でいくらでもトレーニングはできます。
そこからはじめるといつのまにか体力がついて、高いエネルギーレベルで仕事ができるようになります。
また、トレーニングによって健康になれば、人生の他の活動の充実度もあがっていきます。
ぜひ何かできるところからはじめてみてください。
-北岡 秀紀
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