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批判・波紋・物議

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From:山田光彦

・元米大統領のオバマさんの講演料4500万円が高額と波紋…
・ZOZOTOWNのツケ払い導入で、払えない人が続出!?
・アパホテルに置いてある歴史本へ、中国政府から批判…

などなど、、、

最近、なにかと物議をかもしている話題がたくさんありますね。

オバマ元大統領は、ウォール街を太った猫と批判してきたのに、講演料4500万円(40万ドル)がめちゃ高すぎるという話であったり。ZOZOTOWNはツケ払いにしたことで、払えない人がたくさん出てきて問題だという話であったり。アパホテルは歴史認識が違うと中国からクレームが入ったり。

正直、これらの話題のどの意見が正しくて、どれが間違っているということはわかりません(オバマさんの講演料は別にいいやん、とは思いますが)。ですが、これを見ていて思ったのは、やっぱり、、、

新しいこと、人と違うことをすれば批判はつきもの

ということ。

ちょっと前の話でいくと、SoftBankのの孫正義さんなんかは、よく批判を受けていました。

今では、日本の家庭の多くにインターネットの環境が整っていますが、そうなる前。インターネットに接続するためのモデムを駅前などで無料で大量に配って、Yahoo!BBの会員を大量に獲得した時に結構批判を受けていました。それに、SoftBankが携帯電話事業に乗り出した時にも、通話料無料(確かソフトバンクの携帯電話同士のみ)という料金プランを掲げたときも、完全に無料じゃないのか、と批判を受けていました。

ですが、孫さんは、フォーブスが発表した2017年、日本の長者番付で1位。総資産は204億ドル(約2兆2000億円)という、とんでもない人です。

もちろん、批判されるようなことをやらないといけないということを、言いたいわけではありません。でも、、、

マーケターは新しいことや人と違うことをしてナンボ
批判を恐れると、仕事にならない

マーケティングやセールスライティングの世界ではよくUSPが大切と言いますが、まさにこのこと。
USPはユニーク・セリング・プロポジションですから、他と違うということが大切です。

実際、孫さんは驚異的な実績を残されていますし、ZOZOTOWNもツケ払いなどの効果もあって、売上高が前期比40.4%増と大きく成長しています。アパホテルに置いてある歴史の本ですら、今年の1月に増刷がかかっているとのこと。

それに、ケネディも「マーケティングの最大の罪はつまらないこと」だと言っていますが、批判を恐れて、やりたいことを自主的に規制してしまうと、どうしても、つまらないものになっていってしまいます。

こういうことをよく言われているのがテレビです。自主規制が厳しくなりすぎて、やりたいことができなくなってしまったという話。視聴者からのクレームが来るかもしれないから「あれはやめておこう」「これもやめておこう」となってしまうと、どんどんやれることが少なくなってしまって、どんどん当たり障りのないものになってしまう、と。昔から超人気番組というのは、PTAとかからは批判の的になっているものが多かったですよね。若い頃のダウンタウンもそうですし、ちょっと前のロンドンブーツ1号2号やたけしさん、さんまさんがやっていたひょうきん族もそうですし。

もちろん、批判は少ないに越したことはありません。でも、批判にビビってしまったり、中谷さんの先週の記事でもありましたが、他の人と違うことをすることに恐怖を感じて、競合と同じことばかりをやってしまうと、マーケターとして、とても危険な状態です。

あなたがやっている新しいことや、人とは違うところを評価してくれる顧客がいるなら、、、それをどんどんアピールしていきましょう。批判よりも、あなたを評価してくれる人に意識を集中しましょう。あなたのビジネスを支えてくれているのは、批判している人ではなくて、あなたを評価してくれて、商品・サービスを買ってくれる人ですから。

マーケターとして、社長として、僕らが批判を恐れず行動するためにケネディがエールを送ってくれている言葉を最後にご紹介します・・・

「反感を買うことを恐れてはいけない
 胸に抱く野望が大きければ、それだけ反感を買う可能性も大きくなる。 
 どの程度、有意義なことを成し遂げられるかは、
 どの程度、他人を怒らせる勇気があるかに比例する」

By ダン・ケネディ

ー山田光彦

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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