From:北岡秀紀
この1週間ほど、子会社の社長2名が私の真横でベッタリ仕事をしています。
文字通りベッタリです。
私が出勤をして、タスクリストを書き出し、そのタスクをどのようにこなしていくのかを間近で見る。
そして、同じように彼らも同じやり方、同じリズムで彼ら自身のタスクをこなしていく。
同じタイミングで昼ご飯を食べ、同じタイミングで退勤する。
ただ、それだけのことをひたすら1週間続けています。
客観的に見れば、なかなかシュールな絵面ですが。
彼らは社会人経験もなく、自分たちでオフィスを構えて仕事をしています。
なので、彼らは自分の仕事のやり方に自信が持てなくて、私がどうやって仕事をしているのかを間近で見て、同じように仕事をするという経験をしてみたいという希望から、このようなことをやっています。
その結果…
「自分たちは夜型だと思っていた。でも、一緒に働いてみて、ただ余力を残して夜に突入しているだけだった。北岡さんと同じ仕事の仕方をしたら午後一番にはクタクタになっている。」
という言葉を2人からもらいました。
彼らは私のコンテンツを全て勉強しています。
もちろん仕事術も、です。
そして、学んだ通りに仕事をしているつもりでした。
でも、私と一緒に仕事をしてみると…
「つもり」だったということが体感できたというわけです。
セミナー、講座、教材・・・勉強はとても重要です。
でも、勉強して実行しても、なかなか成果が出ないということあると思います。
その時に疑って欲しいのは、やっている「つもり」になっていないか?ということ。
勉強していることをやっている「つもり」で、学んだことを厳密に実行している人は数少ないものです。
彼らも実際、50分1セットで仕事をするという私と同じ仕事の仕方をやっているつもりでした。
しかし、実際には途中で誰かに話しかけたり、逆に話しかけるのを認めていたりしていました。(それも仕事と勘違いしていたわけです。)
私は50分の間はただひたすら目の前の仕事に黙って取り組むこと、と伝えていたにも関わらずです。
彼らは50分1セットで仕事をする、というところだけを切り取って仕事をしていたわけです。
あなたもセミナーや講座や教材に参加する際は、彼らと同じ間違いをしないようにしてください。
せっかく高いお金と貴重な時間を投資すると決めたのですから、骨の髄までしゃぶりつくすことを考えてください。
業界、状況はそれぞれ違うかもしれません。
でも、それは一旦脇において1mmも違わず実行する。
そこから見えてくることがあります。
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