From:北岡秀紀
先日、クライアントが3000万円以上の受注を獲得しました。
ゼロからの立ち上げで、たった2,3ヶ月でこの結果は、私の過去のクライアントを見ても例のないほど大きな成果です。
この成功体験をある講座の受講生にシェアをしていただいたのですが、そこにいたある方が一言。
「そこに業界の大物がいたのがとても運がよかったですね!」
その時は何も言いませんでしたが、後で彼を呼び出して説教しました。
「だから、あなたはうまくいかないんだ」と。
確かに彼は友人のツテで、ある業界のグルとつながりを持つことができました。
しかし、それができたのはこんなビジネスをはじめた、ということをアッチコッチに言い倒したからです。
そして、いつ商談が来てもいいように、徹底的にセールストークを磨いていました。
たった2週間で何十回もエレベーターピッチを書き直しました。
そして、グルと会う前に、どこに悩みをもっているのかを綿密に調査しました。
その悩みを解決するために何ができるのかを、あらかじめ考えておきました。
そこからお試しで実力を証明しました。
結果、3000万円という受注に至ったわけです。
しかも、受注した後も各地にあるグルのもつ70店舗を全て回るという誠意を見せて、さらに信頼を積み上げています。
立ち上げて2,3ヶ月という期間で、これだけの準備を重ねられている人がどれくらいいるでしょうか?
おそらくキーマンと出会っても、そのチャンスを生かせる状態にない人が大半でしょう。(2,3ヶ月を1年としても、まァ、ほとんど無理でしょうね。)
確かに2,3ヶ月という期間で出会えたことには運の要素はあります。
が、ビジネスをやっていれば、数年に1度は必ずこういうチャンスがあります。
それがたまたま早く来ただけのこと。
そして、彼はこれを活かせた、というだけです。
残念ながら、数年に1度のチャンスはいつ来るかはわかりません。
でも、私の経験上、全ての社長に必ずやってきます。
ただ、それを活かせるのは、そこまでに必要なことを積み重ねられた人間だけです。
そのチャンスが来るのは今日かもしれません。
あなたは大丈夫でしょうか?
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