From:北岡秀紀
7時50分に自宅を出て8時にカフェAに入って仕事。
50分仕事をしてあと移動。カフェBには9時5分について、また50分仕事。
で、10時10分ごろに事務所に到着。
大阪にいるときの私はこのスケジュールで行動しています。
あまりに時間がキッチリなので、私が店に近づいているのが見えたらドリンクを作っておいてくれる店員もいるくらいです。
(つまり、毎日同じドリンクを飲んでいるということですね。)
先日、カフェAに仕事帰りに寄ったとき、店長と少し立ち話をしていました。
そして、面白いことを言われました。
「北岡さんって計ったようにいつも9時5分に来られますよね?同じように計ったように10時にくるお客さんがいるんですよ。ちょうど北岡さんが店を出て2,3分したら入れ違いでやってくるんです。」
なんとなく聞き流していて、その話のことを忘れていました。
が、先日、出張に行くために、いつものスケジュールとは違う10時過ぎにカフェAに行ったところ…
そこには思いっきり知り合いの社長が!
北岡「あれ?何してるんですか?」
社長「もちろん仕事ですよ。毎朝10時にここに来て仕事してるんです。」
そう。店長が話していた毎朝10時にくるお客さんとは、私の知り合いだったわけです。
それを理解した私は世間話もそこそこにコーヒーを買って出張に出かけました。
いつも仕事をしているリズムを崩すのは失礼と考えたからです。
後日、その社長と飲んだ時に、彼も私のように午前中はスケジュール通りに仕事をしているそうです。
世間からはいわゆる派手で華やかで夜遅くまで遊んでいそうといわれるような業界で、しかも、業界でも超優良企業ですから、まさかそこの社長が毎朝10時きっかりにカフェに来てなんて生活をしているなんて思いもしませんでした。
でも、私の知る限り、長く儲け続けている社長はすべからくこんな感じです。
この社長や私のように仕事や移動の時間まで決まっていて「目覚まし時計か!?」と突っ込まれる社長は少なくありません。
成功し続けている多くの社長が、目覚まし時計ほどでなくても情熱大陸とかの取材が入った時に「何の絵を撮るの?」と心配したくなるくらい、しょーもない毎日を送っています。
結局うまくいく人とは、淡々とやり続ける人です。
うまくいかなかったら、うまくいくまでひたすらやり続ける。
うまくいったら、油断しないで今まで通りの生活を続ける。
成功している人って派手に見えます。
でも、現実は真逆だってことです。
いかに日常生活を面白くなく「いつも通り」に生きるか。
この「いつも通り」の精度があげさえすれば、ビジネスがうまくいかないわけがありません。
結局、成果なんて日頃の行動の積み重ねでしかないわけですから。
追伸
とりあえず自分の仕事の時間割を作ってみるといいですよ。
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