From:北岡秀紀
From:北岡 秀紀
先日、あるセミナーでクライアントに成功事例をお話ししていただきました。
全くゼロの状態から、お客を獲得し起業に成功した人物です。そのクライアントに何をやったのかを聞くと…
私たちが「これをやりましょう」と言ったことを徹底的にやっていました。丸々、私たちがいったことをそのまんま。彼の言葉を借りるなら北岡の言うことを「徹底的にパクった」わけです。彼は50歳です。私はそれよりも10以上も年下です。そんな人間に言われたことを愚直にやり続けました。半年以上も。私が10歳下の人間に言われて、ここまでやれるかというと正直自信がありません。一瞬はできたとしても、まぁ、数日もすれば心が折れるのは想像に難くありません。
なぜ彼はそんなことをやり続けることができたのか?一見、プライドを捨てているように見えるほど、徹底的にパクって行動できたのか?
その答えに私はうなりました。
「社会に出て30年間。自分自身のやり方でやってきた。で、散々うまくいかなかった。自分のやり方ではうまくいなないんだから、それを捨てないといけない。で、他のうまくいった方法をやるしかない」彼は30年間の自分の仕事の仕方を全否定したわけです。これってなかなかできるものではありません。でも、よく考えればそうです。
ちっぽけなプライドのために自分のやり方にこだわってうまくいかない。プライドを捨てて、人のやり方でうまくいく。どちらの成果が得たいのか?最終的にどちらがプライドを満たされるのか?
間違いなく後者でしょう。
起業をするのであれ、業績をあげるのであれ、今までの延長線上にない成果を手に入れたいなら…その欲しい成果が大きければ大きいほど…小さなプライドは早く捨てましょう。
-北岡 秀紀
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