From:中谷佳正
From:中谷 佳正
最近。
クライアントの社長が持っている沖縄の別荘に家族で沖縄に行ったり、もう6・7年取引のある社長と会員制のコースでゴルフしたり、クライアントの社長に誘われ、巨大なクラブイベントに参加したり仕事とプライベートを絡めてクライアントの業績にあやからさせて頂いています(笑)
僕は今までに640社以上のクライアントのwebマーケティングやビジネス戦略に携わってきましたので、上場企業や大手の企業から中小企業、自営業者に至るまで様々な社長さん達とお話させていただきました。おそらく話をさせていただいた経営者さんは、その数倍に登ります。
そんな中、今回、色々とあやからさせて頂いているようなうまくいってる社長とうまくいってない社長の傾向みたいなものがあることには気付いていたんですが、僕がナビゲーターをしているリッチ・シェフレンに学んで以降は、それが確信に変わりました。
A「何でもできる社長」
B「何にもできない社長」
あなたはどっちだと思いますか?Bは本当に何もできないってことじゃないんですが(笑)これは、Aの何でもできる社長に比べたら、できることがスゴく少なくて不器用な社長ってことです。。。そんな二人の社長がいたとしたら、どっちがうまくいくか?
僕の経験上では、Bの何にもできない社長の方がうまくいってる感じです。一見、Aの何でもできる社長というのは、うまくいきそうな気がするんじゃないかと思いますが、そうでもありません。その理由は…
何にもできない社長は、たいていの場合は一芸に秀でているような人が多いですね。その代わりと言っちゃあ何ですけど、他のことは全然ダメってことです(笑)それは本人も自覚してる場合が多くて、「オレはアホやからようわからんわー」みたいなことを言いながら、「コイツに任せてるから、とりあえずよろしく」って感じで部下を連れてくる。しかも、連れて来られた部下は仕事ができそうなタイプが多いですね。そして、僕が一通り説明をしたら不器用な社長は部下を見て、「どや?いけそうか?」みたいな感じで聞きます。部下の方が「大丈夫だと思います。」と言うと、社長は「ほな、それで。」って、こんな感じ。。。
他のパターンで言うなら、何にもできない社長はアウトソーシング先をたくさん持ってますね。なので、打ち合わせする時は、アウトソーシング先の方同士で話すことになります。
要するに、何にもできない社長は自分の得意なことは自分でやるけど、それ以外のことについては他人に任せてしまってて、とにかく人に任せるのが上手いってこと。それに対して、何でも自分でできる社長は器用なので全部自分でやろうとするから、例え部下が居たとしても、全部自分がコントロールしないと気が済まないみたいな方が多い。つまり、何でもできる社長は他人に仕事を任せるのが下手ですね。。。
恐らくですけど、社長であるあなたが社内で一番稼げるのは間違いないと思います。何かアクションを起こすと、成果になって返ってくる割合が他の従業員よりも多いのが、ほとんどの社長の状況だと思います。それは、やっぱりあなたのビジネスについては、あなたが一番知ってるからなんでしょうけど、ここに落とし穴があります。
つまり、会社の収益は、あなたの行動に掛かっているってこと。。。
それなのに、あなたじゃなくてもできるような仕事をいつまでもあなたがやり続けてたとしたら、、、収益が減るのは当り前ですね。一番高収益を叩き出すことができるあなたの手が空かない限り、あなたのビジネスの収益が増えることはありません。だから、うまくいかない。。。そういう話です。
「俺がいないとダメ。」とか思ってるなら要注意。それは、こう言い変えることができます。
『「俺が居ないとダメ。」なのがダメ。』
経験上は何でもできると思っている社長は完全な思い込みがほとんど(笑)自分よりできる人がなかなかいないという人が多いんですが、本当はその仕事の押さえるポイントを間違っている人が多い。ケネディも話してましたが『聡明な無知』というのがピッタリはまる。賢い人だが、自分ができないということを知らないということ。実は、何もできないと言っている社長も実は、自分がやってもソコソコできる事は自覚している人が多いのです。
『俺がいないとダメ』という状況を作ってしまってるとすれば、すぐにでもその状況を打開する策を真剣に考えるようにした方が良いですね。。。ちなみに、僕のオススメの打開策は2つです。
1つはアウトソーシング先を探すこと。あなたより確実に仕事のできる人材を外部に持つことでチームを構築することです。それにより、あなたは自分の得意な領域の仕事に専念することができたり、社長の仕事であるマーケティングに集中することができるようになるでしょう。もう1つは、あなたが苦手とする分野が得意な人間を雇うこと。社長であるあなたに「総合力」で勝てる従業員を探しても、見つかるわけがない。でも、あなたの弱みをカバーしてくれる人を探すなら話は別だと思います。あなたは自分の強みを発揮することができる仕事に集中することで、あなたのビジネスをよりうまくいかせることができるようになるはずです。
あなたは「オレがいないとダメ。」な状況を放置し続けていませんか?
ー中谷 佳正
P.S.
「オレがいないとダメ。」な状況から脱却して、あなたの強みを活かしてビジネスを展開するもっと具体的な方法なら、リッチが教えてくれてます。
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