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成功する新規事業、2つの条件

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From:山田光彦

成功する新規事業、2つの条件

先日、セミナーの懇親会に15分ほど顔を出したとき。

司法書士と行政書士の方から、声をかけていただきました。そのうち1人の方は僕が以前に司法書士をやっていたときの事務所のめちゃくちゃ近くにおられる方だったので、思わず地元話で盛り上がってしまったのですが、それは置いておいて、、、

こういった資格が必要なビジネスをやっている方から僕がよく聞かれるのが、、、

「なんで司法書士辞めたんですか?」

というもの(ちなみに僕はダイレクト出版に入るまでは司法書士をやっていました)。

確かに僕が司法書士を辞めて、マーケティング、セールスライティングの仕事をやる、という話をまわりの人にした時には、、、

「マジで? バカなんじゃないの??」

的な反応をする人も珍しくありませんでした。

でも、司法書士は、将来、需要が大きくなりそうになかったですし、司法書士人口は増えていたので、仕事の奪い合いが激しくなってくるのは明らかでした。なので、将来への不安も少なからず感じていました。

そして、資格を持ってビジネスをしている方が僕に「なんで辞めたんですか?」とよく聞かれるのは、昔の僕と同じように「将来に不安を感じているんじゃないかなー」と、思ったんです。

なので、今日は、あなたがもし新規事業を始めようとしていたり、仕事・キャリアを変えるときに使える方法をお話します。この方法は、事業戦略の大家と言われる方々の方法やリッチ・シェフレンのノウハウを新規事業や個人の仕事・キャリア用にアレンジしたものなので、ぜひ使ってみてください。

新規事業やキャリアを選ぶ2つの基準①: ビジネスチャンス

あなたもきっとインターネットで広告で、一度は「◯◯をやれば儲かる」みたいな話を見たことがあるでしょう。今、インターネットでこれをやれば儲かる。これは今チャンスだ。といったものです(本当なのか、ウソなのか、よくわからないものもたくさんありますが)。

たとえば、今から10年ほど前。アフィリエイトをやればひと儲けできるみたいなことが流行りました。実際、僕もやったことがあるのですが、やりはじめて数ヶ月で普通のサラリーマンの月収ぐらいの収入が入ってくるようになったんです。

なので、当時のアフィリエイトはすぐに収入を上げることができるという意味でビジネスチャンスではありました(今は競争がはげしくなって、当時より厳しいんじゃないかと思います)。

こういう風に、今、◯◯をやれば収入を上げやすい、売上や利益を出しやすい、といったビジネスチャンスかどうか、というのが1つ目のポイントです。

これは当たり前といえば、当たり前ですよね。

ですが、、、この基準だけで考えていると結構、危険なのです。というのも、新規事業をはじめたり、自分の仕事やキャリアを考えるときには、今すぐにどれだけ儲かるか、は大して重要ではないからです。

これから10年、20年と生きていくためには、ずっと収入が必要になります。なので、今すぐにどれだけ儲かるかよりも、10年後、20年後も収入を確保し続けることができるのか、というのことの方が重要になってきます。

そのために重要になってくるのが、こちら、、、

新規事業やキャリアを選ぶ2つの基準②: あなたが得意かどうか(スキルがあるか)、好きかどうか

稼ぎ続けるためには、こちらが重要になります。なぜなら、あなたがやっている事業や仕事・キャリアが儲かるとわかれば、たくさんの人がそこに参入してきます。その結果、はじまるのが競争です。

その競争に勝ち続けるために重要なのが「得意かどうか(スキル)」「好きかどうか」という基準です。

得意なら、他の人との競争に勝つというのはわかりやすいと思いますが、「好きかどうか」というのもかなり重要。というよりも、長い目で見れば「好きかどうか」という方が重要なぐらいです。

なぜなら、好きだったら、他の人よりも普通に頑張れるので、スキルも上がって得意になるからです。なので、10年後も新規事業や新しい仕事・キャリアをやり続けると考えると、今、得意かどうかよりも好きかどうかのほうが重要になってくるでしょう。それに、好きなら仕事をやっていて楽しいというおまけ付きです。

運命の出会い

確かなにかの本で読んだのですが、2つ目の条件。好きだから磨き続けてきた知識やスキル。この知識やスキルが役に立つ、ビジネスチャンスが訪れれば、それは「運命の出会い」のようなもの。

自分が長年好きだから磨いてきた能力が活かせるビジネスチャンスなわけですから、そりゃ、成功する確率も高いですし、成功し続ける確率も高いですよね。

僕は小さな頃から心理学が好きでした。人はどういう理由で行動するのか(時には自分にめちゃくちゃ不利益でも行動を取るのはなぜなのか)。誰かを好きになるというのは、いったいどういうことなのか。ということにとても興味があって、本を読んだりしていました(勉強嫌いにもかかわらず…)。

そして、ダイレクト・レスポンス・マーケティングやセールスライティングに出会って、心理学を学んできたことが活かせそうだし、とても楽しい分野だと思ったのです。

それに、セールス(売上)を必要とする会社はこの先ずっといるでしょうし、売上を上げるためにセールスレターで売るという方法がとても効果的だということは、自分が数十万円の商品をポンポン買っていた経験からわかっていました。しかも、ネットの通販市場は年々成長しています(ウェブでセールスするには文字がとても効果的)。

なので、ビジネスチャンスとしても非常に魅力的があります。

僕は偶然にも、この2つの条件を満たしている仕事を選ぶことができて、とてもラッキーでした(その当時は、もっとざっくりとしか考えていませんでした)。

僕の話は別にどうでもいいのですが、もしあなたが新規事業を始めようとしていたり、仕事・キャリアを変えようとしているなら、この2つの基準をぜひ使ってみてください。

山田 光彦

【ザ・レスポンス】の責任者兼チーフ・セールスライター。以前は、司法書士として事業をやっていたが、顧客を集める重要性を痛感し、セールスライターへ転身。現在、ダイレクト出版のマーケティング部門の事業部長を務める。

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