From:寺本隆裕
今日の話は、ある人にとってはとてもつまらないかもしれません。
でも、別のある人には大きなヒントになるはずです。
From:寺本隆裕
このザ・レスポンスのメルマガには、2種類のタイプの読者がいます。
一つは、自分のビジネスに使えるヒントを探すために読んでいる人たち。もう一つは、まだビジネスをスタートしていない人たち。
今日の記事は後者のタイプの人に向けて書いたもの。つまり、これからビジネスをスタートしようと思っている。あるいはこれからインターネットを使ってビジネスをしようと思っている人のためのものです。
もしあなたがこっちのタイプなら、、、今日の話は、きっと役に立つはずです。ちょっと長くなったので、できればプリントアウトして読んでください。
先日、ザ・レスポンス・ゴールド・プラスに参加してくれている方から、専用フォームにこんな質問を頂きました。
** 質問はここから **
本業とは違う世界で、もう一旗あげたくて参加させていただきました。
只、インフォビジネスには全くの素人で、売るべき商品も今は持ち合わせておりません。でも、やる気と前向きさは持ち合わせています。
お尋ねしたいのは、こんな私の場合に、まず今一番にすることは何なのか?
どの時点からでもビジネスは始められるだろうし、途中で修正も出来るとは思いますが、具体的に何に手を付けたらよいのかがわかりません。
真剣に自分の頭で考えたら、色々なアイデアや考えは浮かぶはず、などと突き放さないで、どうかよろしくご指導をお願いします。
例えば、「レスポンス」のメルマガを1回ではなく、10回読めば何かがひらめくはずだ、とか・・・。
例えば、若者や女性の嗜好を調べることから始めろ、とか・・・。
例えば、何でもいいからHPかブログを作ってみろ、とか・・・。
どうか、宜しくお願いします。
** 質問はここまで **
質問をくれた人の名前を、仮にAさんとしておきましょう。Aさんの質問は、実は多くの人が抱えていることです。
レスポンスを読んでいる意識レベルの高いAさんのような人なら、「素人は何からやればいいのですか?」という質問をする事に対して、勇気が必要です。なぜなら質問にも書いてあるように、「真剣に頭を使え!」と突き放されるリスクもあるし、そうされると恥ずかしい思いをする事にもなるからです。
でも、そのような根性論では、ほとんどの場合、一歩も進めないのも事実です。
もちろん、自然とたくさんのアイディアがわいてくる人もいるでしょうし、それでウマく行く人もいるでしょう。そういう人に言わせれば、なぜアイディアがわかないのか不思議に思うかもしれません。
「始めに、何をしたいのか目標を明確にしろ!そうすれば手段は見えてくる!」
これは正論ですが、実際、目標を明確にするということは簡単な事ではありません(目標が明確にならず、「稼ぎたい」という部分が先行するあまり、スパムや迷惑行為に走ってしまう人も少なくありません。彼らも本当はそんな事をしたくてしているわけではないと思うのです。ちゃんとしたものを長期的にやりたいと思っているはずなのです。。。)
では一体、どうすればいいのか?どうすれば最初の一歩を踏み出せるのか?
Aさんから質問をもらってからずっと、根性論ではなく実用的な答えをすることができないか、考えていました。同じような疑問を持っていて、第一歩を踏み出せない人に、何か有益なアドバイスができないか、、、と。
すると、たまたま読んだある一冊の古い本の中に、その答えのヒントがありました。
「本を読む本」
それは、1940年にアメリカで発行された本「How to Read a Book」。直訳すると「本の読み方」という本です。日本語にも翻訳されていて、日本語のタイトルは「本を読む本」です。
タイトルから想像できるように、本の読み方を教えてくれる本です。とてもいい本なのでぜひ読んでもらいたいのですが、その中の「難しい本を理解する方法」にこんな記述がありました。
「難解な本にはじめて取り組むときは、
とにかく読み通す事だけを心がける」
「とにかく読み通す」
これをインターネットマーケティングに当てはめてみると、「とにかく全てのプロセスを一通りやってみる」ということになります。ウェブサイトを作ってアクセスを流して見込み客を集めて販売して、、、という一連の流れを、とにかく一通りやる(読み通す)事を「目標」にするわけです。
新人教育
新人に何かの仕事を教えるときのことを思い出してみましょう。「とにかく一通りやってみよう」「一回経験したらわかるから」。というような声をかけますよね?一つの仕事について、どんな作業をどういう順番ですべきで、それぞれがどのようにつながっているのか、というのを教えますよね。
一度経験すれば、「何を」すべきかの全体把握ができます。そうやって「何を」すべきかがわかってはじめて、「どうすれば」という段階に進めます。逆に、「何を」すべきかがわからなければ、いくら方法(どうすれば)を教わっても、一歩も進めません。
それと同じように、インターネットマーケティングでも、まずは「細部」ではなく全体を把握するとやりやすくなります。
行動すれば目標が明らかになる
初めてゴルフのコースに出る人の事を想像してみてください。彼は、どんなスコアで18ホールを回る事を目標にすればいいのでしょうか?・・・一度もコースに出た事がなければ、明確な目標は立てられませんよね。一度やってみてからじゃないと、目標はわからないのです。
一度やってみたら、次回は120打以下で回ろう。という事になるかもしれないし、「あの池に落とさないようにしよう」という事になるかもしれません。あるいは、「とりあえずOBの回数を減らそう」ということかもしれません。何回もコースを回るうちに、今度は110以下、今度は105以下、今度は100以下、、、、と、どんどん具体的になってくるのです。
ゴルフの場合だと、全世界共通のルールでプレイすることになるので、例えば「最初にコースに出る人の平均スコア」をとりあえずの目標にできるかもしれませんが、ビジネスで、そういうことはできません。「共通のルール」「平均スコア」なんてものはないからです。
つまり、
行動をすればするほど、目標は具体的に、明確になってくるのです。
行動すればするほど、課題が見え、質問が具体的になってくるのです。
目標を明確にしてから行動を起こすのではなく、
目標を明確にするために行動を起こすのです。
具体的に、何から行動する?
じゃぁ、具体的に何からやろうか。これを考えるときに使えるのが、さっき決めた目標「とにかく一通りやる」ことです。何はともあれ体験する事が目標なのであれば、それ以外のところにこだわってはいけません。目標を最短距離で、最速で達成する事を目指しましょう。
例えば売る商品。いい商品を世に出すことが目標でもなければ、商品を売って儲ける事が目標なわけでもないので、つまり何でもいいわけです。そうであるなら、例えばドロップシッピングやアフィリエイトの商品から、何か良さそうなものを選んで、それのセールスレターを書いてみて、売ってみればいいだけです。わざわざ時間やコストをかけて開発する必要はありません。インフォビジネスをやるなら、アマゾンでそのジャンルの良さそうな本を選んで、アフィリエイトしてみればいいのです。ウェブサイトにも大金をかける必要はありません。最低限のものでOKです。
Aさんの場合、ザ・レスポンス・ゴールド・プラスの「1億円プロジェクト」に参加してくれているので、全てのプロセスはそこで知る事ができます。
どこまでお金をかければいいのか?
お金の所にも触れておきましょう。もちろん、お金を損するのは嫌ですよね。だからもしお金をかけずにできるのであればそれがベストですし、できるだけお金をかけずにやる方法を探る必要もあると思います。例えばサイトを作るのに、外注デザイナーを使うのではなく、自分でHTMLを覚えてやった方が、安くつくでしょう。 でも、最悪なのは時間を損する事です。
目標は、一通り体験する事でした。でももし「体験する」ために、1円でも安く済まそうと「はじめてのホームページ制作」なんて本を買って勉強をして、ページが作れるようになるまで3ヶ月かかった。なんてことになれば、どうでしょうか?お金は、インターネットマーケティングでうまくいけば、いつでも取り戻す事ができます。それこそ、インターネットを使ったダイレクトレスポンスなら、一度売れるセールスプロセスを作ってしまえば、あとは簡単です。
でも、一度失ってしまった時間は絶対に取り戻せません。。。
「安い」か「高い」か。それを決めるのは「金額」だけではありません。
さぁ、一歩を踏み出そう!
アグレッシブに行動して、色んなことを試して、色んな失敗をして、色んな恥をかきましょう!
最初でうまく行かせる必要はありません。
さぁ、スタートです。
fasdf
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