From:リッチ・シェフレン
注意散漫で集中できないことが、あなたのビジネスにとって命取りになるくらい問題であることについて、以前にお伝えしました。
ですが、実を言うと自分がどのくらい集中力が続かないかを痛感している起業家がほとんどなのです。
実際、私のBGS(ビジネス・グロース・システム)プログラムのクライアントの圧倒的大多数は、集中できないという問題の解決を求めてきます。
彼らは、注意をそらせるものが自分の時間を奪い、最終的に自分が望むような成功を手に入れることを阻んでいて、しかもそれを許しているのは自分自身であることに気がついています。
ですから、もしあなたが人生やビジネスで集中力が足りないことを何とかしたいと思っているなら、大丈夫。そう思っているのはあなただけではないのです。
何かのプロジェクトに取り組んでいるときに、「注意をそらすもの」を頭から追い出すことができたら、あなたのビジネスはどれほど改善するでしょうか?あなたは、今よりもどれだけ多くのことを達成できるでしょうか?
あなたが設定したゴールや自分で決断したことについて、そのひとつひとつに完全に集中して注意を向けることができたら、どれだけ確実になるでしょうか?
それはあなたに飛躍的な変化をもたらします。賭けてもいいです。私がこれまで一緒に働いてきた何千人もの起業家は、文字通り一人残らず私と同意見でした。
いったん彼らが自分の注意をコントロールして集中できるようになると、まるで魔法のように、ビジネスにおいていろいろなことが起こり始めました。
自分のゴールや目標について一段と明確になり、以前より多くのことを、以前より短い時間で、傍目には以前より少ない努力で、達成できるようになりました。
長い一日の終わりにも、以前は疲れきってクタクタだったのに、もっと仕事ができるくらい本当にエネルギッシュになりました。
このように、自分の集中力をコントロールできるようになるメリットは明らかです。でも、集中力が落ちて他のことをいろいろ考えるようになったときに、コントロールを取り戻す「方法」はあるのでしょうか?
「集中力が落ちてきた」と感じたときに、あなたには何ができるでしょうか? 退屈し始めたり、他のことから刺激を受け過ぎたりして、脳を刺激するような次の「チャレンジ」を探し始めるときに、あなたに何ができるでしょうか?
集中できずに悩んでいるあなたのために、私は自分のクライアント用エクササイズの中で、集中力を取り戻すのに役立つ部分をまとめてみました。以下に、あらゆる種類の注意をそらせるものから、あなたが集中力を取り戻し集中し続ける方法を3つ紹介します。
私は毎朝10分間瞑想します。やり方は簡単です。邪魔の入らない静かな場所を見つけて、楽な姿勢で、床に横になるか、背筋を伸ばして座ります。
体はリラックスさせ(座っている場合は特に肩の力を抜いて)、目を閉じ、何も考えず、鼻からゆっくりと深く息を吸ったり吐いたりします。このとき呼吸に集中してください。
いろいろ考え事が始まっても、心配しないで消し去ってください。自分の呼吸だけに集中してください。最初は慣れるのに少し時間がかかるかもしれません。でも、いったん慣れたら、たった10分間の瞑想でも頭の中のあらゆる雑念を消し去ることができます。
私は、ペンと法律用箋(リーガルパッド:黄色い便箋)を使って書き物をします。冗談ではありません。注意をそらすものばかりのテクノロジーから、遠くにいた方が良い結果が出せると自分でわかっているのです。
起業家の大多数にとっても同じです。あなたも、コンピュータから離れてみてください。以前より多くのことを片付けることができるだけでなく、自分が取り組んでいる作業の質が変わることにも気がつくでしょう。
本物のタイマーのことです。商店に行って、5ドルくらいで買えるデジタルタイマーを購入してください。
腰をおろして仕事をするときに、リーズナブルな長さの時間でタイマーを設定します(短い時間からスタートしてください。最初は30分位がいいでしょう)。そして、「このタイマーが鳴るまでは目の前にある仕事だけに集中する」と自分に言い聞かせるのです。
タイマーが鳴ったら、短い休憩をとります。「この時間はこの仕事に取り組む」というゴールを設定すれば、あなたは集中しやすくなるはずです。
この3つのことをマスターするということは、自己コントロール力を取り戻すことです。つまり、あなたのビジネスをコントロールすること、あなたが達成しようとしている目標をコントロールすること、あなたの人生と成功をコントロールすることです。
いったん、自分の集中力をコントロールすることを覚え、あなたを脱線させようと脅してくる「気をそらせるもの」をシャットアウトできたら、あなたは確実に、成功するために欠かせない重要な事柄を達成するでしょう。
P.S.
あなたは自分が考えている以上にビジネスで注意散漫かもしれません。
なので、ビジネスで集中し続けるためには、こちらからフォーカスを絞るための正しい方法を学んでみてください。
→正しい方法を学ぶ
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