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iPadPro買うとこうなる…

2015.12.14 | ,
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From:小川忠洋

西宮のスタバより、、、

つ、つ、ついにiPadプロのキーボードが到着。早速、放置していた、iPadプロに装着してみた。ー キーボードとペンがないと、iPadProはただのデカいiPadである ーぼくは普段、デスクトップのiMacを使っているので、このiMacとiPadProのモバイルは最強じゃないかと思って、もちあるいてみる…

うっ!

意外に重い。ってか、めちゃ重い。カバンの中には、MacBook AirとiPad AirとiPadProとノートと手帳と、本が入っている。カバン、めちゃ重い…

まぁ、仕方あるまい。今は移行期だから、いずれはこの3つが一つのiPadProに統合されて、めでたし、めでたしを迎えるはず。。。スタバに行って、これ見よがしにiPadProを開き、キーボードで少しライティングをしてみたが、なかなか心地よい。

でもそうか。Dropboxとかは、ファイルがクラウドにあって、いちいちDLしないといけないんだなぁ、、、などと考え、MacBook Airを使おうかなぁ、、、このままiPadProでやり続けようかなぁ、、、なんて迷ったりする。

大丈夫。自分がバカなのはよく分かっている。

いや、バカなのはぼくだけじゃない。もしかしたら、これを読んでるあなただって、バカかもしれない。ってか、実際問題、現代はバカが増えてきてて、心理学の世界では真剣な問題として考えられている。

なにを言っているかというと、一つのことに集中できない、という症状だ。今の時代は、たくさんの仕事を邪魔するツールや機会に溢れている。ネットやYouTube動画は言うまでもなく、ラインやFacebookなどのSNSやマイクロ・コミュニケーションツールは本当にやばい。一つの事に集中する能力をめちゃめちゃ奪う。

あなたも、誰か友達や仕事仲間と一緒にいるのに、ラインやFacebookが気になってしまう。。。なんてことはないかな?これ、現代人の病気だから。真剣に対策を考えないとヤバいよ。

今の時代、多すぎるんだよね。何もかも。コミュニケーション手段も多すぎるし、情報も多すぎる。それから、それらを仕事に活かすためのツールも多すぎる。ぼくが、iPadプロだの、MacBookだの、いろんなツールに振り回されてるのがさっきの話でよく分かるでしょう?それだけじゃない。

例えば、タスク管理のアプリや仕事効率化のアプリだってそう。あなたもいくつか使ってるでしょう?それ、新しいのが出たら気になるよね?安いから買っちゃうよね。無料版とかもあるし。

そしたら、新しいツールの使い心地を知るために、ちょっと時間をかけるし、いろいろ試してみて、慣れるまではそこそこ時間がかかる。んでもって、慣れて数ヶ月すると、また、新しいのがでる。この繰り返し。

身に覚えない?

ぼくだけ?んな事ないでしょ(笑)さらにさらに、それだけじゃないよ。もっと重大なのは、例えば、新規客を獲得するための方法だって、いまは、たくさんあるわけだからね。それも、ちょっとこっちをかじり、ちょっとあっちをかじり、だと、いつまでたっても、なにも進まないって状態になるよね。

選択肢が多すぎて行動できない

新規客獲得だけじゃなく、ネットで始めるビジネスにしたって、たくさんの選択肢があるわけで、、、その選択肢の多さが、ぼくらを麻痺させてしまう。麻痺して全く動けなくなってしまうわけね。

まるで、100冊の本のプロローグだけ片っ端から読んでみて、1冊分の知識も身についてないような感じ。

ぼくらは、どうしても、潜在的に選択肢を増やす事が良い事だと思っている。その方が、正しい判断、賢い選択肢ができるって当然、思うよね。自分の彼女を選ぶなら、3人から選ぶより、30人から選んだ方が、よっぽどいいと(笑)

でも、これ心理学的には間違いで、実際には、3人から選んだ方が良い彼女を選べるんだそうだ。30人から選ぶと、どうなるかってーと、いつも「やっぱり、あっちの方が良かったかなぁ」って後悔し続ける事になる。

ビジネスでも似たところがあって、30個の新規客獲得方法を知っていると、おそらく、片っ端からからちょっとずつやることになる。1個やってうまくいかないと、スグに「これはだめだ」と結論付けて、次の方法に。また1個やってうまくいかないと、「これもうまくいかない」っていって、また次のやつに。てなことになる。

そしてどの方法に対しても、十分な知識がつかないので、例えば、「DMはうまくいかない」とか「Facebookはうまくいかない」という、ダメな結論ばかりが積み上がる。

一方で、3つから選ぶとすると、一つの方法を簡単にはあきらめない。最初、うまくいかなくても、何が悪かったんだろう?これを改善すればいいのかな?それでもダメならこっちかな?それでもダメならあっちかな?と様々な取り組みをすることになる。

30種類も必要ない。必要なのはまずは、1種類だけ

んで、新規客獲得の方法なんて、30種類知ってても3種類しか知らなくても、どっちも意味はなく、大切なのは1つの方法で効果がだせるかどうか。という事。つまり、新規獲得できる1つの方法が実行できてればよい。そして、1つ実行できたら、その方法をつかってできるだけ、多くの新規獲得ができるように改善を繰り返す。改善をしまくって、なかなかいい状態になったら今度はのびなやむ。

その伸び悩んだところで、別の方法を試せばいい。その時には、新規獲得のノウハウは着実に身についているので、他の方法に変わったとしても、応用する事ができる。

こうやって、着実に1つ1つ実行して、あなたのものにしていく事がとても大切。多くの人は、成功しているビジネスを見て、それをそのままスグに真似したいと思って、一気に広げてしまうが、それは大間違い。成功した事業はその状態を作るのに何年もかかってるわけで、それを2、3週間で真似したいという考えが甘すぎる。

新規獲得にアドワーズ、Facebook、YouTube、YDN、コンテンツマーケティング、アフィリエイトマーケティングなど色んな方法をがあるけど、一つ一つの方法には大きな違いがある。全部、まとめて一気に広げるのは、かなり経験のある人でないと不可能。

大切なのは、1つマスターすること。1つのことに集中すること。ぼくみたいに、いろんなガジェットを買って、その使い方に貴重な人生を費やすようなことはしないで、まずは、1年に一つ、半年に1つくらいでいいから、実行して、効果をあげるまでやってみることだ。

1つのことに集中できないのは現代人の病気みたいなもん。

自覚しよう。そうすれば、それを回避できる。

ーおがわ

PS:

さーて、iPadProで遊んで、人生を浪費しようっと(笑)おすすめしないよ。

小川 忠洋

読者累計30万2163人を誇るマーケティングメルマガ『ザ・レスポンス』発行人、ダイレクト出版株式会社代表取締役社長。『ザ・レスポンス』の他にも、読者累計14万5000人の『デイリーインスピレーション』などを毎日発行。年間1億通以上メールマガジンを配信。日本ナンバーワン・マーケッターにも選ばれた神田昌典氏など、一流の経営者とも提携を結びビジネスを展開。著書に『自分を不幸にしない13の習慣』『フリーで利益を生み出す45の鉄則』『インターネットマーケティング最強の戦略』がある。

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