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自信をつける3つのテクニック

2015.10.15 | ,
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From:リッチ・シェフレン

[rich1]今日は、自信をつけるためにあなたが使えるシンプルなテクニックを3つ紹介します。

これらが重要なわけは、健全な自信をもって事にあたると、ビジネスにおいては信じられないほどの強みを発揮し、人間関係においては今までよりずっと人を惹き付ける魅力が増し、人生においては全体的に以前より良い気分で過ごせるようになるからです。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。1つ目のテクニックは、非常にパワフルですが、少し根気よく続ける必要があります。

1:成功体験の日記を書く

私はあなたに「成功体験の日記」をつけ始めて欲しいのです。もしあなたが既に日記をつけているなら、別の日記を用意する必要はありません。「成功体験の日記」の部分が簡単にわかるように、色やフォントを変えたり、マーカーで色をつけるなどの工夫をすればいいでしょう。

では、成功体験の日記には何を書けばいいのでしょうか? 実は結構たくさんあります。

⁃ 何かがうまくできたとき(完璧でなくても構いません。むしろ、例えばあなたが何でも先延ばしにしがちな人なら、先延ばししているプロジェクトに少しでも進展があったらそれを書いてください)
⁃ 初めて何かをやったとき
⁃ 居心地の良い状況から踏み出して何かをしたとき

上に書いたうちのどれかをやったら必ず、それを記録して、日記の中で自分に「おめでとう」と言ってください。この日記をつけ続ければ、あなたにはどんどん自信がつきます。「私は実際には自分が思っているよりも素晴らしい人間だ」ということを絶えず自分に思い出させるからです。

成功体験の日記に加えて、次は、過去の成功体験について、具体的な内容、時と場所を思い出してください。ビジネスに関連するものであっても、そうでなくても構いません。学歴、職歴上の成功を振り返り、家族、趣味、スポーツなどの分野ごとの成功体験や、その他、何か新しいことを学んだり、成功したことなら何でもいいのです。それらを日記に書いてください。

成功体験をリストアップし、折にふれて、さっと目を通せるようにしておくことは、本当に効果抜群です。

なぜなら私たちは、いざ自分の成功体験を思い出そうと思っても、実際に体験した多くのことに思い至らないものだからです。自分が失敗したと感じているときはなおさら、過去の成功体験など何一つ思い出せないものです。ですから、普段から自分のサクセスストーリーを集めておけば、それらは、自分が実際にできることについて具体的に思い出すための非常に効果的な手段となります。

では、あなたにできることはこれだけでしょうか?

2:自信をなくす記憶を整理する

あなたが自信をつけるための2つ目のテクニックは、自分の記憶を改めることです。

あなたには、いつも引きずっているお荷物のような感情的な思い出があるでしょう。それらはたいてい、物事がうまくいかなかったときや、問題が発生したときなどの思い出です。あなたは、それらをわざわざ拾い集めて自分の行く所にはどこにでももっていきます。

そうした思い出はまったくあなたの役に立たないのに、それを整理することを考えたことがないという、ただそれだけの理由で、あなたは、1トンもあるレンガのように重いその荷物を引きずり続けているのです。

あなたの記憶は、過去を正確に表すためにあるのではない、ということを認識してください。人間の記憶はそんなことのためにあるのではないのです。あなたには、過去にさかのぼって、過去の出来事に対して、これまで自分が与えてきたものとは別の意味づけを新しく与えることで、過去を異なる見方で捉え直すことができる能力が備わっています。

あなたは今、自分がこれまで与えていた意味づけ、すなわち、自信をもつことを妨げている意味づけや、自信を傷つけている意味づけを、「そんな意味ではないのだ」と、意識的に自分で改めることができるのです。

最も基本的な例は、失敗を学びの機会として捉え直すことです(もちろん、あなたがその失敗から肯定的なフィードバックを得たという想定です)。あなたが約束に遅れたという失敗をしたのは、そのとき、あなたの助けを必要とした友達のためかもしれませんよね。否定的なことと肯定的なことは常に表裏一体でありえます。

つまり基本的に、過去の間違いを新たな視点で捉え直すことは、お荷物を減らしていくという非常に効果的な方法です。

3:できればやりたくないことを行動に移す習慣を身につける

行動=能力=自信

3つ目のテクニックは、行動を起こすこと、そしてそれを習慣にすることです。これは簡単なことではありませんが、とてもパワフルです。あなたが「できればしたくない」と思うことを、毎日何か実行する習慣を身につけてください。

例えば、誰かに電話をかけて「話しづらい」ことを話すとか、あなたのビジネスにおいて延期し続けていることについて何か行動を起こすとか、1日に1時間か2時間インターネットやテレビをやめて、何か重要なことに集中するとかでもいいでしょう。

何でもかまいませんが、あなたに任されたことで、あなたがたぶんやらないだろうと思っていることをやってください。

「自分は大丈夫」という人たちに贈る言葉

私が一番心配しているのは、これを読んでいる人たちの中で、「自信がなくて困っていることなどない」と思っている人です。「この話は自分にはあてはまらない」と思っているあなたです。でも私は、これはあなたにもあてはまると思っています。

なぜそう思うかというと、自信のなさは、様々な形で誰にでも影響を与えるからです。成功している起業家なら誰でも、自信喪失や自己不信を克服してきました。いちど何かに成功すれば、自信のなさがすべて吹き飛ぶわけではありません。

逆に、起業家によっては、成功は危険でもあります。小さな成功を味わうと、今度はそれを失うのが怖くなって、自信があった状態から自信のない状態になってしまうのです。

これこそ、自信について、私が心配していることです。このことについて考えることは、あなたにとって大きな価値があることだと私は心の底から確信しています。あなたも、「成長させようとしているこのビジネスを成功させることができる、追い求めているゴールを達成できる」という自信がどれだけあるか、自分の内面を深く掘り下げて考えてみてください。

ほんの少しの疑いであっても、そのせいで、あなたは自分で認識しているよりも大きな犠牲を払っているのだということを理解してください。そうした疑いの気持ちは、あなたのビジネスの業績に損失を与えます。

他の人たちにあなたのことを信頼してもらい、あなたと一緒に働いてもらい、あなたが成功するよう助けてもらうあなたの能力を損ねます。あなたが物事に飛び込んで成し遂げようとする気持ちを損ねます。本当にいろいろな面であなたに損失をもたらすのです。

ここであなたにとって重要なことが2つあります。

1つ目は、自信のなさにまつわる損失について理解すること、2つ目は、自信のなさに対処して自信をつけるこれらのテクニックを使うことです。

自信をつける3つのテクニックに集中的に取り組んでください。

1. あなたの成功体験を記録し始める(過去にさかのぼって、過去の成功体験を書いてもいいです)
2. 実際に自分の足を引っ張っている可能性がある過去の記憶があれば、それを新しい見方で捉え直す
3. 毎日、自分の居心地の良い状況から踏み出して何かをする

これらを実行すれば、あなたは思ったより早く、自信がついていること、人生が以前より良くなっていることに気づき始めることをお約束します。

リッチ・シェフレン

リッチシェフレン

グーグル、ヤフー、マイクロソフトなど、大手インターネット関連企業へのコンサルティングを行うネットマーケティングの第一人者。ビジネス戦略の構築を得意とする起業家で、マーケティングの世界で巨人と言われているダン・ケネディ、ジェイ・エイブラハムたちとパートナーシップを取り、指導を行っている。そんな経歴からリッチはグルズ・グル(Guru’s Guru = 先生たちの先生)と呼ばれる。

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