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キノコの山から学ぶ情熱的になれる仕事の見つけ方

2015.10.9 | ,
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From:北岡秀紀

From:北岡秀紀

自分が情熱的にやりたいと思うことを探せ、ってよく言われます。(リッチ・シェフレンも同じことを言っていますね。)

自分でビジネスをしている限り、当然、そういう仕事を見つけるべきです。ほとんどの場合、それが一生の仕事になるわけですから、しょーもない仕事をやり続けるなんてできますか?「お金を稼ぐこと」が情熱になっているうちはまだいいですが、ある程度、それが満たされた後のしょーもない仕事はほぼ拷問と同じです。

でも、自分が情熱的にやりたいと思う仕事に取り組めている社長ってどれくらいいるんでしょうか?情熱的に仕事に取り組んでいるように見せている社長は結構多いですが、内情を聞くと、そうでもなかったりします。やりたくない仕事だらけだけれど、自分がやらないと会社が潰れるから仕方なくやっている、というのが大半だったりします。

やりたい仕事との出会う普通の方法

では、どうやれば情熱的にやりたいと思える仕事に出会えるのでしょうか?

・自分の過去からどんなことに情熱があったのかを振り返る
・自分の仕事で一番嬉しいと思う瞬間を思い出す
・自分ではなく「他者のために」に視点を変える

など様々なワークがあるようですが、私の経験上、これってかなり見つけづらいんです。

なぜなら、「情熱的に思える仕事は何か?」を探しているわけですから。情熱的にやりたいと思える仕事に出会うためのワークだから「情熱的に思える仕事は何か?」を探すのは当然と思えるかもしれません。

マツタケ見つけられる?

でも、これってキノコがカゴいっぱいに山盛りになっているところを想像してください。「この中に一本だけマツタケがありますから見つけてください」と言われたとします。
マツタケがその山盛りになったキノコの見えやすいところにあればいいです。

でも、奥底にあったとしたら?マツタケでないキノコを全部どけていってマツタケを探しますよね?

・・・なにか、よくわからない例えですが(笑)イメージは湧くと思います。

情熱的に思える仕事も同様です。上記のようなワークは偶然にも目に見えやすいところに情熱的に思えることがあった人の場合は、すぐに見つけることができます。(もしくは、「これが情熱的になれる仕事だっ!」と短絡的に思える単細胞か)

やりたくない仕事を取り除いていく

でも、ほとんどの場合は、奥底に埋もれています。なので、「これは違う」「これも違う」と取り除いていく必要があります。

つまり、「やりたくない仕事」「つまらない仕事」は何かを見つけます。そして、それをひとつずつ捨てていきます。任せるなり、その業務を排除するなりして、自分ではやらないように持っていきます。

それを繰り返していくと、本当にやりたい情熱的になれる仕事が浮かびあがってきます。

当然、今日、明日ですぐ答えが見つかるものではありません。でも、「わたしの天職は?」と探し求めるよりは、よほど確実でスピーディに見つかるはずです。

ぜひ試してみてください。

北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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