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セミナー翌日の過ごし方

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From:北岡秀紀

From:北岡秀紀

「ノウハウをいくら学んでも意味がない。行動して初めて意味がある。」

セミナーなんかにいくと必ず言われる言葉です。

「だから、北岡さんの講座の翌日の予定は必ず行動するためにブロックしているんですよ!」と私の1年間の講座の受講生Aさんは懇親会で教えてくれました。素晴らしい心がけです。

いや、これは成果を出してくれるだろうなと期待していたのですが・・・半年経ってもパっとした成果が出ません。

なんでだろう?と思い懇親会で詳しく話を聞くとその理由がわかりました。Aさんは確かに私の講座で学んだノウハウを翌日に実行していました。が、行動したのは翌日だけだったのです。翌々日からは、また日常通りの日々を過ごしていました。

そりゃ、成果なんて出ませんよね?

たった1日ジョギングしただけで、たった1回朝食を野菜ジュースに変えただけで痩せることはできません。継続してはじめてダイエットに成功できます。

そう、行動し続けてはじめて成果は出るのです。ま、当たり前なんですが。

セミナー翌日にやるべきこと

Aさんも行動し続けないといけないことはわかっていました。でも、結局、セミナーの翌々日以降は3日坊主で終わってしまっていました。

「自分はなんて意志の力が弱いのだろう」と自己嫌悪に陥っていました。

しかし、それは意志の力が弱いのではなく、実はセミナー翌日の過ごし方が間違っていただけだったのです。ほんのちょっとしたことを意識するだけで、行動し続けられるようになり、その結果、成果が出るようになりました。

それは何でしょうか?

それは行動し続けざるをえない仕組みを作ることです。

もちろんセミナーの翌日に初速をつけるために学んだことを実行することは第一条件です。0から1にするのが最もパワーがいるわけですから、学びたてでモチベーションが高い段階で一気にやってしまうことは理にかなっています。

しかし、それができても、翌日以降まだまだ慣れないことをし続けないといけないわけです。これは意志の力をかなり使います。1日2日は頑張れても3日4日経過すると「明日にしよう」となってしまいます。

そうならないために、モチベーションが高いセミナー翌日の段階で「行動し続けざるを得なくなるのか?」ということを考えておくのです。

Aさんがやったこと

Aさんにこの話をすると、彼はある方法を考えつきました。それは毎週、私に行動報告を送るということでした。

私に行動報告を送ると宣言すれば、Aさんは行動せざるをえません。

実際、Aさんは毎週行動報告をくれるようになりました。ちなみに私の返答は1、2行程度です。冷たいようですが進捗管理までは講座の約束に入っていませんから、他の受講生の方との平等性から見てそれが限界だったからです。

しかし、見られているというプレッシャーはバッチリあったみたいで、2ヶ月間毎週欠かさず行動報告を送ってきてくれました。結果、月商が2倍になりました。

学んだことは行動することが重要なのではなく、行動し続けることが重要です。そのためにはモチベーションが高いうちに仕組みを作る。ぜひ意識してください。

追伸

講師も人の子ですから、そういう人にはえこひいきをするようになります。お客を紹介したり、他の優秀な受講生とつなげてあげたり・・・

講師と仲良くなりたいと思って一番前に座ったり、プレゼントを持ってきたりする人はいますが、講師からすればハッキリ言ってサムいです。(少なくとも私は)そんなことをしている暇があれば、講師から学んだことをどう実行したのかということを講師にフィードバックしてあげてください。それがたとえ、うまくいかなかったことであってもです。

私に限らずまともな講師であれば、そういった活動報告や成果報告はいつでも大歓迎ですから。

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北岡 秀紀

マーケティングコンサルタントであり、コンサルタントを指導するコンサルタントでもある。これまで約900以上のクライアントのコンサルティングを実施し、数々の店・中小企業・オンラインショップの売上改善を果たす。その成功率は91.7%を誇る。(2011年10月現在)単に机上の空論ではなく、「自身で実証済みのノウハウだけを伝える」ことを信条としている。年商1億円を突破したい社長向けの情報サイト『オクゴエ!』を主宰。また、自身のノウハウを受け継ぐコンサルタントを育てるプログラムを主催しており、一人あたりの参加費は350万円という超高額にも関わらず、申込が殺到。参加希望者の77%以上を断っている。

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