From:ジョン・カールトン
ルーキー起業家がよくぶつかる大きな限界、それは責任の取り方の問題です。場合によっては、これによってキャリアが完全に頓挫する場合もあります。
私が知っている、本当に儲かっていて、かつ幸せなビジネスオーナーたちの大半は、自分に非があると気づけばすぐに過ちを認め、そして必要であれば時間とお金を費やして事態の解決と是正に動きます。
しかし、そうではない人の多くはこの時、他人を非難し、自分が関わった痕跡を消すために嘘をつき、実行する意図がないにもかかわらず壮大な約束をしたりします。
そして、自分の利己心を満たすために子どもじみた単語を並べたり、型にはまった対応でお茶を濁したり、あるいは感情的な攻撃を盛んに行い、争点をずらすことに終始するのです。
成功への正しい道のりを進むためには、まず責任逃れを止めることです。自分の行動がもたらす結末の責任を取ることです。失敗した場合はその責任を取り、次回から改善するよう努力すればいいだけの話です。
失敗者の烙印を押されるのは、議論で言い負かされたり、プロジェクトをしくじったり、社会的な過ちを犯した場合ではありません。自分の責任を取ることを拒否した場合です。
王道を進むことができれば、派手に失敗したとしても次のステージに負債なしで進むことができます。例えその失敗がどんなに大きなものであったとしても、対応を誤らなければ、多くの場合、周りの人はすぐさま許して受け入れてくれるものです。
すべての起業家は、特にキャリア初期において失敗を経験していますが、白髪混じりのベテランであっても周囲に混沌の種をまいている場合があります。
重要なことは自分の行動のすべてに責任を持ち、常に能動的に前進する方法を学ぶことです。「最初に許しを乞うよりも、まず行動に移してから許しを乞う方が良い」ということわざはまさにこのことです。特に、自分の現状が変わるリスクを抱えた行動を取っている場合にこれが当てはまります。
政治と同じように人生においても、実際の犯行そのものよりも、それを隠ぺいすることの方が問題なのです。自分に原因がある場合は責任逃れをやめ、嘘をつくのをやめ、人々が一緒に仕事をしたいと願うような、信頼できる誠実な人間になるべきです。
John Carlton
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