From:ジョン・カールトン
From:ジョン・カールトン
あなたは、うまくいった仕事へのご褒美を自分に与えているでしょうか?答えはおそらくNOでしょう。大概の人はこのシンプルかつ生産的なテクニックを軽視していますが、いかんせん効果があるのです。
ゲイリー・ハルバートは、大きな仕事をやり遂げた後には必ず時計やカメラ、あるいはボート(メンテナンスだけで数十万円はかかる木製ボートを好んでいましたが、それはさておき)を購入していました。
私はと言うと、自分に自由な時間を与えることがご褒美でした。電話を受話器から外して、一目散に友人と遊びに行ったりといった具合です。
厳密には、ご褒美が自分にとって意味のあることであれば、その内容は重要ではありません。要は、自分にご褒美を与えるという行為自体が、無意識に潜むやる気を駆り立てるのです。
現在も大半のアメリカ人の脳を支配しているピューリタン精神は、仕事そのものがご褒美であると考えています。そんなバカな話はありません。
ビジネスの頂上(つまりリスクもお金もふんだんにある場所です)に近づこうとすればするほど、自分をベストの状態に保つためにあらゆる手段を駆使しなくてはなりません。
燃え尽き症候群に到達する最短の方法とは、過酷な仕事を終えた後でデスクを整理して、再び次の過酷な仕事に取り掛かることです。いったいこんなことをする人は、自分がスーパーマンだとでも思っているのでしょうか?
リラックスして、買い物に出かけて、何か良い物を買って、「仕事の後には楽しいご褒美が待っている」という認識を脳に覚えこませるべきです。
ただし、ご褒美は自分がどの道、いずれ取る行動や買う物であってはいけません。それは、自分の中にある少年の心を満たしてくれるような、純粋で途方もなくくだらないものでなくてはいけません(ハルバートの14個目の時計や3台目のボートのように)。それが大人のやり方です。
John Carlton
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