From:北岡秀紀
From:北岡秀紀
最近、成果報告を集めています。
成果報告だから当然ですが、売上が○倍になった、利益が*倍になった、年収が▲倍になったというような報告がゴロゴロ。
また、特徴的なのが「【働く時間が減って】売上、利益が☆倍になった」というもの。で、働く時間が減った分、ベンチプレスが2倍以上あがるようになった、2ヶ月に1回家族旅行をするようになった、親孝行するようにしている、新しいことにチャレンジした、というプライベートなことまで報告してくれました。他のコンサルタントの成果報告では出てこなさそうな報告がたくさんありました。
では、なぜそのような成果を得られたのか?ということも聞いてみると・・・なんたらセミナーに参加して、ホニャララという教材を実践して、コンサルティングを受けて、という答えが大半です。
しかし、面白いなと思ったのが
「3時間を新規獲得に時間をあてるようにした」
「商品が売れたあとに『紹介してください』と言うようにした」
「タスクリストを作って業務にあたるようにした」
というような言葉が出てきたことです。しかも、ほんの数件ではなく50件近く。
これがなぜ面白いと私が思ったのか、お気づきでしょうか?
ただ、やっただけ
そうです。
「3時間を新規獲得に時間をあてるようにした」
「商品が売れたあとに『紹介してください』と言うようにした」
「タスクリストを作って業務にあたるようにした」
これらはノウハウでもなんでもない、ということです。単にやっているかやっていないか、という世界です。
50件近くがこのような報告と言いましたが、他の報告にしたって後付けで「このセミナーのこのノウハウを使った」と言っているだけで、ただ行動しただけだな、と感じるものが少なくありませんでした。それを踏まえると、すべての成果報告の半分程度はノウハウがどうこうではなく「行動したから成果が出た」ものと推察しています。
初心者だから?
小さな会社の売上アップはこれが現実です。
やるべきことをやっていないことが大半です。
ノウハウがない「コンサルタントと名乗っていいのか?」と思えるようなコンサルタントのクライアントでさえ成果が出るのは、まさにこのおかげと言えます。
単にケツを叩くだけで、いくらかは成果が出るわけですから。
この『ザ・レスポンス』を読んでいるということは、それなりに勉強しているということだと思います。自称「初心者」であっても、世の中の社長の大半は「ダイレクトレスポンスマーケティング」という言葉すら知らないわけですから、本当は初心者でもなんでもありません。
ですから、とりあえず「あなたが欲しい成果に直結する行動」をやってみてください。もちろんわからないこともあると思います。わからないことはわからないなりで構いません。
わからなさすぎて詰まったところだけ勉強する。そして、20%わかったら行動にうつす。
たったそれだけであなたは成果を出せる体質になります。
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