From:北岡秀紀
From:北岡秀紀
どうやったらいいか、わからない。そんな時、どうしていますか?
本を読む、セミナーに行く、知っている人に聞く…様々な方法があります。
でも、人によって言っていることが違う、自分に合っているのがどれだかわからない、自分にはやれない、どれも信じきれない、というような時があると思います。
そんな時にオススメなのが「どうやればうまくいかないか?」を考えることです。
例えば、新人スタッフのAさんを育てたいとき。どうやれば育てるのに失敗するのか?を考えます。
・Aさんを放置する
・Aさんが「やりたくない」と言っていた事務の仕事をさせる
・フィードバックをしない
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こんなふうにやってはいけないことのリストを作ります。
そして、このリストの行動を避けて行動するようにします。
失敗原因は限られている
ある結果を得るための成功パターンはいくつもあります。世の中を見れば、成功法則、ノウハウを語る人だらけです。(私もその一味なわけですが)
そうすると、矛盾する成功パターンが語られることもしばしば。その結果、迷ってしまってひとつに絞りきれなくなります。
しかし、一方で失敗する原因というのは、どんな場合でもいくつかしかありません。数えられるほどです。であれば、その地雷を踏むことを避ければ、成功確率をあげることができる、というわけです。
勝とうとすると負ける確率もあがります。一方で、負けないようにすることで、致命的な失敗を避けることができます。致命的な失敗がなければ、あるタイミングで活路が生まれます。
攻め好きが多い社長にこれを話すと「何言ってるの?」という顔をされます。でも、「どうやればうまくいかないか?」という逆の視点から見えてくるものは少なくありません。
ぜひお試しを。
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