From:北岡秀紀
From:北岡秀紀
事業が軌道にのってきたと思ってきたところでスタッフに裏切られる…これからというところで最重要顧客に突然切られる…銀行残高が一定以上になるたびに突然入り用が現れゼロになる…年商1億円(3億円、5億円でも構いませんが。)目前で、売り上げがガクンと下がる
現象は様々ですが、自分で何年もビジネスをしていると1年〜3年単位くらいで繰り返し同じ問題に足元をすくわれる経験をしている、という人は少なくないと思います。
こういう「またきた!」という問題に対して、多くの人は、次は同じ問題が起こらないように新たな施策を立てようとします。
スタッフに裏切られたら評価制度を作る…最重要顧客に切られたら顧客フォローを見直す…残高が減ると経費削減をする…年商ン億円の壁が突破できないと新しいマーケティングの施策をする…などなど。
一見すると、それは正解に見えます。しかし、面白いことにそれらの施策や制度を作ったとしても、また数ヶ月から数年後、同じ問題が起こります。
で、問題が起こったら少し違う施策や制度を実行しますが、また同じ問題が起こる…これを繰り返してビジネスが成長しない、という経営者はとても多いです。あなたも身に覚えがあるかもしれません。
延長線で考えない
実は「またきた!」という問題に対しては、「もっとがんばる」ではうまくいきません。なぜなら「もっとがんばる」は、今までと同じことをうまくやろう、としているに過ぎないからです。
今までとは違うパターンで問題解決する必要が有ります。
そのためには1週間ほど休みを取ってみる。そして、客観的にビジネスを見てみる。そして、自分を見直す。
そうすると・・・施策や制度の問題ではなく、自分が問題であるということに気づきます。
それがわかれば、やることは簡単。自分が変わるだけです。(もちろん自分が変わること自体はかなり大変ですが。)
そう。繰り返し起こる「またきた!」問題というのは、社長が成長しないといけない、というサインだということです。
かなり抽象的な話ですし、経験則なので論理的な話でもありません。なので、ピンとこない人には全くピンとこないかもしれません。もしそうであれば今は聞き流していただいて構いません。いつか同じ問題に悩まされた時に、この文章を読んでみてください。あぁ、そういうことか、とわかるはずです。
もしピンときたとすれば・・・あなたは今、変わるべきタイミングです。ぜひ休みを取ってみてください。
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